こんにちは!
本日は、イギリスにて筆者が受けた、第二回目の妊婦検診についてレポしていきたいと思います。
昨年イギリスにて妊娠が発覚し、
妊娠発覚!イギリスの医療制度と通うGPの決め方。【口コミ?医師?場所?…etc】
8w/イギリスでの妊婦検診①【GPにてミッドワイフ(助産師)と初面談】
と、段階を踏んできたわけですが、
今回は12wに行った、初めてのエコー(超音波)検査について、その流れと、必要なアイテム、おすすめの服装についてお話ししていきたいと思います。
一つ前の記事でもお伝えしたように、
イギリスでの妊婦検診は回数も、そして内容も日本とは大きく異なり、
初回は内診及びエコー検査が無かったため赤ちゃんが本当にお腹の中にいるかどうかは検査薬みぞ知るという感じでしたので、
姿を見ることがやっとできた、とんでもなくホッとした、という感じの12w。
楽しかったですよ。
ではまいりましょう!
12w/イギリスでの妊婦検診②
第一回目のGPでのミッドワイフ(助産婦)との面談後何日か経った頃、NHSから次のエコー検査の日時や説明が書かれた手紙が届きました。
ミモの場合、エコー検査はGP(小さめの病院、かかりつけ医)ではなく家に1番近いNHS(日本でいう大型病院)で行うということ、
注意点としては、
コロナウィルス感染予防のため予約時間のギリギリに来て欲しいということ、駐車場が混み合うから気をつけて、医師との面談もあります、エコー検査30分前に水をコップ一杯飲んでくるように、
という感じ。(赤ちゃんが見えやすいらしい)
前回の記事→8w/イギリスでの妊婦検診①【GPにてミッドワイフ(助産師)と初面談】
からおよそ1ヶ月後が経っており、この頃にはつわりもやや落ち着いてきてはおりメンタルも保たれてはいましたが、このエコー検査に至るまでがとにかく長かった。
ミモの場合、5wから始まったつわりで体重が減ってしまったため、赤ちゃんはちゃんと育っているか、そもそもちゃんと子宮内で妊娠できているか、いろいろな不安もありながら日々を過ごしており…
なのでやっと、やっと、という感じでその日を迎えます。
当日の流れ
1. 受付で妊婦検診を予約している旨を伝える
当日は手紙を元に、大型病院であるNHS、その中の「マタニティホスピタル」という施設に向かいました。
ドキドキしながら入り口に併設された窓口のようなところで、エコー検査を予約している旨と名前を伝えると、
場所の案内を口頭で簡単にしてもらえ、ふむふむと聞きながらアルコール消毒などをして施設内へ。
前回GPでなされたコロナ関連の質問などは特になく、あっさりと通されます。
2.手紙で指定されたエコー検査室に夫とともに入室
言われた通りの場所に着くとまたもや窓口があり、エコー検査を予約している旨を伝えると、本人確認のため、名前、住所、携帯の電話番号を言うように言われました。
覚えきれていない私は一瞬焦りましたが、手に持っている手紙に書かれていたので助かった。
じゃあ手紙に書かれた番号の部屋の前で待っててね、的な事を言われるのでその通りにします。
エコー検査室はいくつもあり、そのすぐ外に椅子がありたくさんの夫婦がおられ、当たり前なのですが、
妊娠して不安であったのは私1人じゃないということを実感し安心した記憶があります。
すぐに検査室のドアが開き、検査技師の方に入室を促され、部屋に入りました。
3.エコー検査を行う
薄暗い部屋に緊張しながら入り、言われるがままに靴のまま台に乗ると、お腹を出してと言われるのでその通りにします。
ひんやりとしたジェルを塗られ、早速エコー検査の開始です。
始まったその瞬間に赤ちゃんの姿が確認でき、(横顔がパッとモニターに映った)驚きとともにまたここでも安心したのを今でもよく覚えています。
ちゃんといる、と。
身体の各部位の説明などを10分ほどでしょうか、丁寧にしてくださり、
ミモ達は出生前診断も希望していたので、その関連の数値も測りつつ終了しました。
最後によく撮れたであろう写真を10ショットほどいただけ、退室です。
(地域によってはエコー写真は言わないと貰えない、あるいは無料ではなかった、などの口コミもあるので要注意です。ミモの場合、当たり前のように渡され、そして無料でした)
技師の方はミッドワイフと雰囲気が似ており、とても優しくて、常にわかりやすいようにゆっくりと話してくださいました。
4.別の部屋で血圧測定を行い、尿検査キットを提出する
技師の方に口頭で案内された場所で待っていると、名前を呼ばれ、別室にて血圧測定を行いました。(これだけ夫の同伴は禁止でした、狭い部屋だったからでしょうか)
初めてのエコー検査の興奮で若干高めだったのですが問題なく終了、
その流れで前回渡された尿検査キットを提出し、また新しい物を受領しました。
部屋の外で待っていてねと言われます。
5.出生前診断(血液検査)を行う
しばらく待っていると名前を呼ばれ、また違う部屋に夫とともに入室しました。
看護師らしき人が2名おり、血液検査を行いました。
3本ほど採血し、結果は何か見つかった場合は電話で、特に問題がなかった場合は手紙で送るとのこと。
コロナウィルスの影響で遅れる場合もあり正確な日にちは言えないけれど、とも言われました。
(※イギリスの出生前診断については別記事で詳しくまとめたいと思います)
6.医師と面談する
そんなこんなしていると、手紙に記載されていた医師との面談時間を過ぎており。
焦りつつも、これまた指定された場所に向かい、指定された部屋の前で待ちます。
焦ったわりに5分ほど待ったところでミモの担当医師らしき方に名前を呼ばれ、夫ともに入室します。
この時点で疲れてしまって何を話したかあまり記憶にないのですが、
いや、正直あまり内容が無かったような…
前記事→8w/イギリスでの妊婦検診①【GPにてミッドワイフ(助産師)と初面談】
のミモ達の問答、ミモの今までの血液検査、血圧、BMI、先に行ったエコー検査などを医師が把握した上でアドバイスをくれるような時間らしく、
個人的には低BMIを指摘されるかと思っていましたが特に触れられず。
最後の何か質問あればどうぞ、という段階で(夫が)その事を尋ねてみましたが、「低めではあるけれど心配する値ではない」という回答をいただけ安心。
終始和やかな雰囲気で終了です。
※この時ついにリモート通訳者を用意してくださっていました。部屋に入ったらすぐ通訳はいるかどうか聞かれ、お医者様だし専門用語やばそうと判断しお願いすることに。ただ始まってみるとそこまで英語が難しくなく、夫の場合ほぼ、ミモも8割は理解できたのでいらなかったかも…もはや前回の妊婦検診の質問攻めの時の方が欲しかったです。
7.おわり
担当医師の方に、問題なさそうだから次会うのは産まれる直前かな〜などと言われ、
日本だと毎検診お医者様に診てもらうのにすごい違いだな、と考えつつ退室。
検診〜出産に至るまで全て無料なんでそんなもんなんでしょう。
ほんとうに“最低限“なのです。
心労と興奮とで疲れ果て、初めてのエコー写真を何度も見返しながら、NHSを後にしました。
妊婦検診で必要なアイテム
飲み物
こちらは手紙の注意書きにもあったようにエコー検査のため、ですね。
自宅で飲んでから、でも良いと思いますが、
妊娠すると大きくなった子宮で膀胱が押され、とんでもなく頻尿になるので、
ミモも、早めに飲み物を飲んでしまうとエコー検査をするというタイミングでお化粧室に駆け込みたくなってしまう自分が容易に想像できましたので、NHSの駐車場で飲むつもりで持っていきました。
と、用意周到に見えて、
結局駐車場であまりに量を飲んでしまったためエコー検査の前に我慢できず(エコー検査でお腹をカメラで押されますし)お化粧室に駆け込むこととなり、
駆け込んだ後に急いでまた飲むという、慌ただしい事態になってしまったのですが。
手元にあって良かった、という結論ですので是非参考になさってください。
ファイルなどエコー写真をしまうことのできるアイテム
検査後、最後にエコー写真を受け取れると先述しましたが、それが思ったよりペラペラで…
ミモの想像ではいわゆる“写真“の触感だと思っていたので持っている書類に挟めば良いな、と考えていたのですが、そうはいかず。
できれば何かファイル的な、
ペラペラの物をしっかりと保存できるアイテムを持っていくといいのかな、と思いました。
エコー写真、思い出になりますしね。
大きめのカバン、メモ帳、Google翻訳アプリ
前記事同様ですので説明は省きます。
おすすめの服装
上下が分かれている服
こちら当たり前なのですが、エコー検査は腹部に直接カメラを当て行うものなので、
ワンピースなどではなく、ゆるっとしたニット+スカートなどの服装をおすすめします。
ミモもそんな感じの服装に、マタニティタイツなるものを履いて挑みました。
ただ、部屋の温度調節はしてくださってはいますが、ミモはお腹をさらけ出した途端寒くてなりませんでしたので、
寒がりの方はもしかしたらタイツではなく、ニット+マタニティパンツの方が良いかもです。
さいごに
本日は、イギリスにて筆者が受けた、第二回目の妊婦検診(エコー検査)についてお話ししました。
冒頭でもお話ししましたが、
妊娠がわかってからなんとも不安な気持ちで過ごしていた約2ヶ月がやっと報われたといっても過言ではない今回のエコー検査でしたが、
技師の方もとても明るくて優しくて、
私も主人も終始楽しく興奮していたのを今でも覚えています。
自分のお腹の中に新しい生命が宿ってるなんて、
聞いてはいたけれど不思議なゾクゾク感があり。
人間の神秘を感じました。
そして不安でしかなかった異国の地での出産もだんだんと、
街行く赤ちゃん連れの人々や院内の妊婦さん方、
ミッドワイフとの面談、そしてエコー検査を経てなんだか、
こんなにも多くの人々がここで(NHSやGPやらで)無事出産しているのだから大丈夫でしょう、
なんとかなるでしょうというポジティブな気持ちに変わっていきましたので、
この記事をお読みの方はきっと不安でいっぱいかと思いますが、きっと大丈夫です。
という自分はまだ産んでないので戦いはこれからですけれど。
以上です!
またお会いできますように。