こんにちは!
本日は、ANAとJALのCAに合格したのち、飛ぶこととなる海外の就航地を比較していきたいと思います。
以前こちらの記事→ANAとJALのCA 国内の就航地を徹底比較。【働く上でどちらが魅力的か?】
で、ANAとJALの国内の就航地をまとめましたが、今回はその海外バージョンです。
国内線よりももしかしたら皆さん気になるのではないかと思います、だって、
ごはんを食べるにも、観光をするにも、楽しみが多く、そしてステイ時間も圧倒的に国際線の方が長いですしね。
(圧倒的にフライトスケジュールによりますけど)
そしてもしこれからお伝えする中に思い入れのある国があれば、是非ともそこに就航している会社に入りたいものですよね。
ではまいりましょう!
ANAのCA 海外の就航地
ANAは国際線だと、エアージャパンというグループ会社と路線を分担しています。エアージャパンは、アジアリゾート路線(シンガポール、ベトナム、中国など)を主に飛ぶ航空会社で、経験者のみの採用となっています。
ちなみに以前こちらの記事→武漢へ向かった飛行機のCAさんの軽装に衝撃。【新型コロナウィルス】
でお伝えした成田⇆武漢ですが、この路線はエアージャパンのCA、そして機材での運航なので、“ANA”のCAになったとしても、武漢を飛ぶことはありません。
それにしても、国内線ほど分担はしていませんので、“ANA”と標章をつけて飛んでいる都市はほぼ飛べるかなー、という印象があります。
※2020/2/1〜3/28の時刻表(最新版)を元に記載しています。
※以下ANAのみ就航している空港を太字にしております。
北米、太平洋
ロサンゼルス、サンフランシスコ、サンノゼ、シアトル、ワシントンD.C.、ニューヨーク、シカゴ、ヒューストン、バンクーバー(カナダ)、メキシコシティ(メキシコ)、ホノルル(オアフ島)
ヨーロッパ
ロンドン、パリ、フランクフルト(ドイツ)、ミュンヘン(ドイツ)、デュッセルドルフ(ドイツ)、ブリュッセル(ベルギー)、ウィーン(オーストリア)、ウラジオストク(ロシア)
オセアニア、東南アジア、南アジア
シドニー(オーストラリア)、バンコク(タイ)、デリー、ムンバイ(インド)、チェンナイ(インド)、ハノイ(ベトナム)、プノンペン(カンボジア)、クアラルンプール(マレーシア)、シンガポール、ジャカルタ(インドネシア)、マニラ(フィリピン)
東アジア
瀋陽、北京、大連、青島、上海、杭州、廈門、香港、台北松山(台湾)、ソウル
ちなみにこれらに加え、詳しい時期は未定ですが、2020年から、モスクワ、ミラノ(イタリア)、イスタンブール(トルコ)、ストックホルム(スウェーデン)、深圳に新規就航することが発表されています。
うーん、なんと魅力的なんでしょうか。
JALのCA 海外の就航地
JALは国際線に関しては、特にグループ会社は存在しません。ですので“JAL”に入社すれば、一般的に知られているJALの路線はすべて飛ぶことができます。
またこちらの記事→ANAとJALのCA 一ヶ月のスケジュールを徹底比較。【現役CAの実際のスケジュール公開】
でもお伝えしましたが、JALでは、CAおのおのの明確な担当路線がありませんので、これからお伝えする国に、けっこうバランス良く飛べるかなーと考えます。
※2020/3/29〜8/31の時刻表(最新版)を元に記載しています。
※以下JALのみ就航している空港を太字にしております。
北米、太平洋
シカゴ、ダラス、ボストン、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シアトル、サンディエゴ、バンクーバー、ホノルル(オアフ島)、コナ(ハワイ島)
ヨーロッパ
ロンドン、パリ、フランクフルト(ドイツ)、ヘルシンキ(フィンランド)、モスクワ(ロシア)
オセアニア、東南アジア、南アジア
シドニー(オーストラリア)、メルボルン(オーストラリア)、グアム、シンガポール、クアラルンプール(マレーシア)、デリー(インド)、ジャカルタ(インドネシア)、マニラ(フィリピン)、バンコク(タイ)、ハノイ(ベトナム)、ホーチミンシティ(ベトナム)
東アジア
北京、大連、天津、上海、広州、香港、ソウル、プサン、台北桃園(台湾)、台北松山(台湾)、高雄(台湾)
JALもこれらに加え、時期は未定ですが2020年から、ベンガルール(インド)、ウラジオストク(ロシア)に新規就航することが発表されています。
うーん、個人的に、新規路線を含めANAに軍配が上がりますね。
しかしながらホノルル線に関すると、ANAは1日に3便、JALは地方発着を含め1日に6便の運航があるので、ハワイ好きにとっては、JALに軍配が上がりそうです。
違いをミモなりにまとめると
ANA→ヨーロッパに強め!2020年〜新規路線含めJALより魅力的!しかしCAは担当路線に引っ張られ、実際はそこまでいろいろなところに飛べない可能性あり!
JAL→コナ、グアムに就航しておりホノルル線の便数も多いので、リゾートに強め!ANAに魅力は劣るものの、担当路線の縛りがそこまでないので、数年で就航地制覇は可能かも!
さいごに
本日は、ANAとJALのCA、海外の就航地をまとめ、働く上でどちらが魅力的かどうかについてお話ししました。
国内線よりも両社ともにグループ会社は減るので、まとめるのが簡単でした。
それにしても間違ってたら申し訳ありません。
ミモは当時、正直就航地なんて目もくれず就職活動を行っていました。そのせいでやらかした面接での失敗談もあるのですが、またこの話は次回に。
入社後、やっと会社がどこに飛んでいるのかを把握し、そして担当路線の有無も知りました。
知っていたらもう片方の会社にしたかも、と、現役時代何度か思ったこともあります。
それくらい、大事です、就航地。
だって、海外にタダ、もはやお金を頂いて行けるんですからね。
例えば東南アジアの歴史に興味ある、とか、将来はハワイに住みたい、とか、思い描く何かが就航地にあれば、現地に赴くことでさらに新しい視野が広がる可能性があります。
就航地に何か興味があれば、フライトをしていく中で、楽しみも増えますし、CAを辞めた先に繋がる何かがあるかもしれません。
CAになって得れる経験は、接客業の枠ではとどまらないと思います!
それらと担当路線の有無も踏まえ、よーくお考え頂ければと思います。
以上です!
またお会いできますように。