こんにちは!
本日は、ANAとJALのCAに合格したのち、飛ぶこととなる国内の就航地を比較していきたいと思います。
CAとして働く上で、就航地って、受験生の方々にとってとても大事なのではないかと思います。
だって、ステイ先で美味しいものを食べたり、観光なんてできてしまうかもしれませんしね。
またあるいは、航空会社の福利厚生である、「EF」又は「ST」と呼ばれる、無料航空券で遊びに行ける都市も変わってきますしね。(就航地しか使えませんので)
両社ともに、国内線に関してはグループ会社(ANAならANAウィングス、JALならJTA、ジェイエアなど)があり、それらはまとめて「ANA」もしくは「JAL」と標章をつけ運航していますが、
それらは、就職活動という視点から見ると、
まずそもそもの入り口である採用試験が全くの別枠であること、
また入社後もそれぞれの会社の就航地に飛ぶことはない、
相容れない存在、いわば「別会社」となりますので、省かせて頂きまして、
今回は受験生の皆さまが「ANA」「JAL」のCAとして入社した後に飛ぶこととなる就航地をまとめてみました。
頑張って調べたのですが、間違ってたら申し訳ありません。
ご参考までに。
ではまいりましょう!
ANAのCA 国内の就航地
ANAは国内線だと、主にフライトタイムの短いローカル路線は、国内線専門の「ANAウィングス」という会社の機材そして乗務員で運航しています。
(国内線の50%を占める!)
ですので、実際”ANAのCA”として入社すると、言葉が悪いですがその残り=全体の約半分の就航地しか飛べない、というのが特徴です。
全体の就航地の数はJALとどっこい、もはや上ですが、
ANAのCAとしてフライトができる場所は目に見えるよりもそう多くない、ということになります。
※以下ANAのみ就航している空港を太字にしております。
北海道
紋別空港、旭川空港、女満別空港、中標津空港、釧路空港、新千歳空港、帯広空港、函館空港
東北
青森空港、大館能代空港(秋田県)、秋田空港、庄内空港(山形県)、仙台空港、新潟空港
関東
成田空港、羽田空港、能登空港(石川県)、小松空港(石川県)、富山空港、中部国際空港(愛知県)、静岡空港、八丈島空港(東京都)
関西、中部、四国
伊丹空港(大阪府)、関西空港(大阪府)、神戸空港、鳥取空港、米子空港(鳥取)、岡山空港、広島空港、岩国空港(山口県)、萩・石見空港(山口県)、山口宇部空港、高松空港、徳島空港、松山空港、高知空港
九州
対馬空港(長崎県)、北九州空港、福岡空港、大分空港、佐賀空港、長崎空港、熊本空港、宮崎空港、鹿児島空港
沖縄、奄美
那覇空港、宮古空港、石垣空港
ふむふむ。
ANAしか就航していない、レア路線に飛べる模様です。
JALのCA 国内の就航地
JALは2014年にANAにとってのANAウィングスに当たる、国内線専門の航空会社「JEX」と統合を図りました。
その後JALのCAとして入社した新入社員達は、JEXが就航していたすべての就航地に飛ぶこととなりましたが、
それ以前から、JALには、ジェイエアという大阪を拠点とした国内線のグループ会社や、沖縄路線を担当するJTA、離島専門の琉球エアコミューターなどの会社と、国内の路線を分担し運航しているため、
ANAと比べると、”JALのCA“として飛ぶ就航地はやや少なめ、となっています。
※以下JALのみ就航している空港を太字にしております。
北海道
旭川空港、女満別空港、釧路空港、新千歳空港、帯広空港、函館空港
東北
青森空港、三沢空港(青森県)、秋田空港、仙台空港
関東
成田空港、羽田空港、小松空港(石川県)、中部国際空港(愛知県)、静岡空港
関西、中部、四国
伊丹空港(大阪府)、関西空港(大阪府)、隠岐空港(島根県)、出雲空港(島根県)、岡山空港、広島空港、山口宇部空港、高松空港、徳島空港、松山空港、高知空港
九州
北九州空港、福岡空港、大分空港、長崎空港、熊本空港、宮崎空港、鹿児島空港
沖縄、奄美
奄美空港、那覇空港、宮古空港、石垣空港
大体一緒ですが、ANAと比べる少ないですね。
違いをミモなりにまとめると
ANA→JALに比べ就航地多め!普段行かない場所に行け、視野が広がる可能性!その分勉強が少し大変かも!
JAL→ANAに比べ就航地少なめ!国内線は大きめの都市に行ければそれでいいという方向き!
ちなみに福利厚生目線で考えると
ANAに入社すれば、ANAウィングス、JALに入社すればJTAなど、グループ会社の就航地に行きたいという場合にも、無料航空券などの福利厚生が適用されます。
今回は「ステイできる場所」目線で就航地をまとめましたので上には書いていませんが、それらを含めると…
ANA→北海道の稚内、東京の八丈島など、全国バランス良く就航していおり色んなところに行ける!(JALは就航してません)
JAL→沖縄の久米島、与那国島などの離島に行ける!(ANAは就航していません)
こんな感じでメリットが両社にあります。
さいごに
本日は、ANAとJALの国内の就航地を比較し、CAとして働く上でどちらが魅力的かどうか、についてお話ししました。
ANAもJALも、働く上ではあんまり魅力度に差は無いかなー、いやでも経験という意味ではANAの方が就航地が多く、自分のためになるかも、というのがミモの印象になりますが、
皆さんはどう思われましたでしょうか。
よく、「就航地について面接で聞かれるかも」などという情報があったりしますが、
一口に「ANA」と言っても、ANAウィングスのCAとして入社された方しか飛ばない場所もあるので、(稚内空港が良い例です)
発言にどうぞお気をつけください…
またJALのCAの面接で、「JALの良いところ」とかいった質問で、「沖縄の離島路線に強いところです!」と答えてしまっても、
実際には飛びませんのでご注意を…
(実際に飛ぶのはJTAのCAさんか、琉球エアコミューターのCAさんです)
難しいですね。
こういった質問は、かぶるかもしれいけれど、北海道や福岡やら、メジャーな就航地を答えておくのがベストです。
以上です!
忙しいので更新まったりペースでいきます!
またお会いできますように。