こんにちは!
本日は、CAはステイ先でどのくらい遊べるのか、についてお話ししていきたいと思います。
以前こちらの記事→ANAとJALのCAは、ステイ先でどのくらい遊べるのか。【国際線の短距離路線のばあい】
で、短距離路線のフライトではどのくらいフリータイムがあるか、について、リアルなところをお伝えしました。
国際線のフライトは、大きく分けて短距離、中距離、長距離の3種類あるとお話ししましたが、
今回は、その中の“中距離フライト“のフリータイムについてお話しします。
短距離路線に比べ、いったいどれくらいCA達に自由時間が与えられているのでしょうか…
ではまいりましょう!
ANAとJALのCAは、ステイ先でどのくらい遊べるのか。
まず中距離路線について
こちらの記事→ANAとJALのCA 海外の就航地を徹底比較。【働く上でどちらが魅力的か?】
で両社の就航地について詳しく解説していますが、
ANAもJALも、中距離路線はおもに、
東南アジア(ベトナム、タイ、シンガポール、インドなど)、オセアニア(オーストラリア)、ハワイなどへのフライトを指します。
フライトタイムは6〜8時間ほどで、基本的にスケジュールはすべて、1泊3日(機中泊を1日含む)になります。
「機中泊を1日含む」の意味がわからない方は、次の段落を参考になさってください。
前回の短距離路線に比べ、時間がありそうな予感ですが、実際のところどうなんでしょう。
CAの流れ(例 成田⇆ホノルル、フライトタイムは行きが7時間、帰りが9時間)
2/11 16:40 成田空港に集合
18:00 成田を離陸
2/12 4:00(現地時間9:00) ホノルルに着陸
5:30(現地時間10:30) ホテル着
〜フリータイム〜
2/13 3:00(現地時間8:00) ロビー集合
5:00(現地時間10:00) ホノルルを離陸
18:00 成田に着陸
こんな感じです。
時差が5時間あり、ちょっとわかりにくいことになっていますが、下線を引かせていただいています、
「ホテル着→ロビー集合までの時間」がCA達のフリータイムですので、この場合、22時間30分間ということになります。
行きは深夜をまたぐ便を飛んでいるので、ホテル着の時点でCA達はオール明け状態。
CAのほとんどは、3〜5時仮眠をとって、ホノルルを散策し、現地時間の夜に寝て、帰りのフライトに備えますので、
睡眠時間は合わせて12時間といったところでしょうか。
ですので、お風呂やフライトの準備時間をさらにのぞくと、観光や食事、買い物に割ける時間は8時間ほど、ということになります。
また、上述した「機中泊」についてですが、
ご存知の方は多いかと思いますが今一度説明をすると、
成田⇆ホノルルを3日間でこなす中で、行き便が深夜0時をまたいでるため、そこが機中泊、
実質ホテルで深夜0時をまたぐのが2/12→2/13のみなので、
1泊3日、という言い方になります。
冷静に考えると3日間のうち、地上にいれば2回ベッドで寝れるはずが1回なので、体力的にとてもきついということがおわかりになるかと思います。
結論を言うと、わりと遊べます
ANAもJALもステイするホテルはワイキキビーチ沿いにありますので、
ハワイに詳しくないという方は是非ぐぐっていただきたいのですが、
フリータイムが8時間もあれば、タクシーで30分ほどのワイケレプレミアムアウトレットでマイケルコースのバッグを半額で買えるかもしれませんし、冬場なら、フライト前に頑張れば、ダイヤモンドヘッドの日の出も拝めるかもしれません。
がしかしそれも仕事に慣れるまではなかなか難しいので、入社3年目くらいから、やっと本域で楽しめるようになるのかなーとも思います。
ただこちらの記事→現役CAが、初対面でよく聞かれる質問とその答え。【CAあるある】
でもちらっとお話ししていますが、個人的に休憩時間の少ない中距離路線が1番疲れるんですね。深夜をまたぐ便はそうでもありませんが、昼便(ホノルルで言うと帰り便)が忙しく、かなり体力を消耗する…
ですのでフライトに備え、かなりの遠出はできませんし、
場所が変わってシンガポール路線で8時間のフリータイムですと、シンガポールのUSSに行くほど体力があるCAは少ないかもしれません。
さいごに
本日は、ANAとJALのCAは、ステイ先でどのくらい遊べるのか、について
国際線の中距離路線を例にあげお話ししました。
前回、短距離路線についてお話しし、結論を、「あまり満喫できない」とさせていただきましたが、
中距離路線に関しては、「近場なら、十分満喫できる」とさせていただこうと思います。
ミモも現役時代、かなーり遊びました、ハワイとシンガポール、タイは旅行で行かなくてもいいくらい。
国によっては難しいですがね、観光名所が点在しているオーストラリアとかは。
なのでCAは、その航空会社の中距離路線に関すると、その土地に詳しいですよ。
以上です!
イギリスの袋という袋すべて死ぬほど開けにくい。
またお会いできますように。