こんにちは!
本日は、先月利用しました、羽田空港✈︎ロンドンヒースロー空港までの、ANAのファーストクラスの写真をペタペタと貼って、
簡単なレポをしていきたいと思います。
一生に一度は乗ってみたい、ANAのファーストクラス。
今回は「THE Suite」に搭乗してまいりました。(一番新しいやつ)
でもこんなちんちくりん、そしてかつ元CAが乗ってきたらANAのCAさん達がどう思うか、想像に易いですが…
なんともこっそり、密かに搭乗してまいりました。
(主人のマイルアップグレードに便乗)
参考記事として、
ANAとJALのファーストクラスのサービスの違いについてはこちら→ANAとJALのCA 国際線ファーストクラスのサービスの違いを徹底比較。【憧れ】
ロンドン✈︎羽田のJALのビジネスクラスのレポはこちら→ロンドン✈︎羽田 元 CAの、JALビジネスクラスレポ。【JAL SKY SUITE】
もご覧ください。
ではまいりましょう!
羽田✈︎ロンドン ANAファーストクラスレポ
もう乗りたい。
座席
こんな感じです。
座席配列は1-2-1、夫婦で中央席を予約し、これは主人(1D)から撮った写真です。(ミモは1G)
とても広く、細身の人だったら2人座れるのではないかな、というくらい。
JALのファーストクラスの座席は革張りで、高級感がたまりませんが、汗っかきのミモとしては ANAの素材の方が通気性が良くとても心地良かったです。
そして個室感がなんとも落ち着きます。正面の扉が、離着陸時以外はずっと閉めることができます。
一方JALのファーストクラスは、”個室感”がANAほどはありません。個室感がありすぎても漫喫感が出るので、好みになりますが…
皆さまはどちらがお好みでしょうか。
ANAのファーストクラスの座席→https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/international/inflight/guide/f/seat/f-777_300er_new.html
コントローラーと背もたれ動かすやつ
うん、普通です。
画面
とても大きいです。
以前より導入している、ファーストクラスの座席、「ANA FIRST SQUARE 」よりかなり大きくなっています。
小物入れ
座席横にあります。
12時間も乗るので、ティッシュやらハンカチやら、身の回り品を入れるのに重宝しますね。
CA目線で言うと、よくお客様降機後にここを覗くとパスポートやメガネを置き忘れる方が多く…
お気をつけください。
イヤホンを差すポートと、スマートホンなどの充電場所も同じところにあります。
アメニティ
とても可愛い!
「グローブトロッター」さんとのコラボです。
しっかりした素材なので、大切なものを入れてスーツケースに放り込んでも無事そうです。
中はこんな感じ。中の柄も工夫されています。 ANAカラー。
耳栓、アイマスク、歯ブラシなどに加え、
THE GINZAの洗顔料、美容液(昼用、夜用)が入っています。
これから始まる旅に幾度となく活躍しそう、とってもありがたいです。
アメニティに関して、JALより ANAの方が力入っていると感じるのはわたしだけでしょうか。ただ化粧水類は、JALの方がサイズは大きい気がします。
FAST TRACK利用券とWi-Fi無料券
ファーストクラスの乗客のみに配られる、ロンドンの空港にて早く入国できるという魔法のチケットですが、
そもそもファーストクラスは降機が早く、今回はコロナの影響で飛行機も、お客様も少ないので最後まで使用しませんでした。
Wi-Fi無料券ですが、なぜかミモだけ繋がりませんでした…
が、映画や睡眠や食事や、
やることはたくさんあり、それどころではないので全然良しです。
遅延したとき連絡をしたり、お仕事を機内でされる方にとって嬉しいアイテムですよね。
ベッドメイキング
こんな感じで寝ます。
化粧室に立っている間に、CAさんにやってもらいます。
食事
メニューがこちら。
洋食をチョイスしました。
アミューズです。
オリジナルスティックとディップ、オマール海老のピンチョス、生ハムのマリネ。
アペタイザーはキャビアとサーモンマリネ。
とっても美味でした。
ガーデンサラダ。
コーンスープ。
懐かしいお味。
メインディッシュはドーバーソールのムニエル。
これは主人のステーキ。うん、やっぱりファーストクラスはステーキが正解です。
CAも(お客様がお召し上がりになったあと、残ったものですが)担当クラスのお食事を基本的にはいただけます。
ファーストクラスを担当すると、羽田発はとくにステーキと和食は人気であまり食べる機会がありませんでした。
ステーキは男性の方、和食は年配の方や女性そして外国籍の方にたいへん人気があるんですね。
人気なだけあって、味は間違いないのです。
デザートはアイスフレーズ。
ベリー系のアイスとクッキー的な感じです。
主人のショコラノワール。
これ、やばい美味しかったです。
いろんな食感が楽しめる、不思議なデザートでした。
こちらは到着前にいただいた鯛茶漬け。
一風堂のラーメン。
お抹茶。これはJALにはありません。日本らしくて素敵です。
フルーツ。
ミモから見た1Aの席はこんな感じ
ご覧いただくとわかると思いますが、
座席の縦の長さは、窓およそ6〜7個分。
普通席ですと一席に対し1〜2個、かつ隣に2〜3人はぎゅぎゅっと人がいるので、広さの差は歴然かと思います。
それだけ広い分、ほかのお客様との距離も空き、ストレスは減り…その快適性は語るまでもありません。
個人的に感じたANAのサービスの特徴
以前の記事→ロンドン✈︎羽田 元 CAの、JALビジネスクラスレポ。【JAL SKY SUITE】
では、JALのビジネスクラスに搭乗した際の、JALのサービスについて感想を書いていますが、
そもそもクラスが違うのでなんの比較にもなりませんが…
感じたことを書いていきます。
こちらの記事→ANAとJALのCA 国際線ファーストクラスのサービスの違いを徹底比較。【憧れ】
でちらっとお伝えしていますが、
ファーストクラスですと、お客様8名に対し、CAの数はJAL3人、ANAは2人でサービスをします。
まったくその通りでしたが、
搭乗中、そしてサービス後半になると他クラスからヘルプのCAがやってこられ、
(この便はファーストクラスだけほぼ満席、ビジネスクラスはガッラガラだったせいもあるかもしれません)
サービス後のベッドメイキングに至るまでしっかりとチームプレーで回してらっしゃったのが印象的でした。
JALももちろん、他クラスのCAがヘルプでやってくることはありますが、
そもそも3人搭乗時からサービスするので、始めから終わりまで、わりとクラスごとに完結しています。
完結させる方が、一人一人のお客様のことをしっかりと覚え理解した上で、空間を作って差し上げることができる気もしますが、
ANAの場合、以前の記事にも書いていますが、ファーストクラス担当CAさんはベテランさん。
そして後半にヘルプにいらっしゃったCAさんも、同じくベテランさんでした。
なのでべつに、それまで関わっておらずとも、
その積み上げた経験から一瞬でペースを合わせてくださり、受け答えのタイミングやら所作やら、安心感がすごく、とても心地のよいサービスをしてくださいました。
あとは、“感動を大きくする技“が素晴らしかったです。
チーズをリクエストし、ワインを悩んでいるところ、
「何種類か試されますか?」のご提案をしていただき。
他のお客様のベッドメイキングなどで忙しそうなタイミングでありましたが、
ミモが写真を撮っていたことに気付いていらしたのか、
グラスに合わせボトルを全て持ってきてくださいました!
こんな感じ。
酒豪みたい。
ミモもCA時代、よくやっていた技ではあるのですが、なかなか忙しいと、全体優位性をとってしまい、できないんです。
(他の方がそのワインを飲みたい、とおっしゃる場合もありますしね)
それをこんなちんちくりんにも笑顔で提案してくださって、
ミモがANAの強みとしていくつかの記事で主張している、「飛行機=楽しい旅の一部」感の演出を間近に経験できた瞬間でもありました。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございます。
現在、ビジネスクラスの進化により減少傾向にあるという、各航空会社のファーストクラスですが、
うーん、
これ以上減らないでほしい…
普通席というと、新幹線とか電車に近いですが、
今回 ANAのファーストクラスを利用した感想としては、
もうまったくちがいます、一流ホテルでした。
快適すぎです。
これに乗りたいがために仕事を頑張るサラリーマンもたくさんいるはず。
そしてミモもCAとして、お客様と接する中で1番やりがいがあり、楽しく、
どんな意味でも1番考えさせられるのがファーストクラスでした。
空の上の極上のロイヤリティ、
是非存続させていただきたいものです。
以上です!
ANAの採用に関する厳しい記事が出ました。ミモもびっくりで、かつ詳細が掴めていませんが、
採用が無くなったわけではありませんので、まだ希望を捨てないでいただきたいです。
もちろん、よくご自身で判断していただいた上での今後の動きになるかと思いますが、
私でしたら一度きりの人生、CAになりたいと思ったら突き進みますし、勿体無いので、チャンスはある分だけ挑戦したい性分です。
たぶん1日だけ落ち込んで、次の日からは突き進みます!
頑張りましょう。
またお会いできますように。