こんにちは!
本日は海外赴任関連の記事になります。
つい先日、新橋にあるUK Visa aplication centreに、ビザを申請しに行ってまいりました。
事前にいろいろと調べたところ、ネット上に最新の情報があまりないなあという印象であったので、
2020年度版として、ビザセンターの中での詳しい動きをここに共有させていただきたいと思います。
ではまいりましょう!
代理店に必要書類提出
夫の会社が一から代理店に委託しているので、赴任の内示が出てすぐに(1月中に)私たちはその代理店に言われるがままに以下の準備をしました。
・過去10年間分のパスポートのコピー(スタンプのあるところ)提出
・直近に訪れた国3つとその理由と、直近でイギリスに訪れた日付とその理由を指定の紙に書いて提出
・戸籍謄本の原本提出
こんなもんです。
ミモは戸籍謄本だけ若干の手間がかかったので、いつかなんらかの理由で区役所に行く予定のある方は、ビザ以外にも使う場面が出てくるので、ついでに何枚も取っておくと良いと思います。
あとは直近に訪れた国についても、スケジュール管理アプリを使用していたので簡単に過去に遡ることができましたが、
そういう習慣が無いって方は、イギリス赴任が決まったら、まだ初期の時間のあるタイミングで日付やらを思い出してまとめておくと良いかもです。
個人でやると、戸籍謄本を英訳したりいろいろあるようですが、私達は完全にやってもらいましたので提出のみ、です。
予約
私と夫が行ける日付を、代理店が予約をしてくださいました。
1人15分の枠のようで、私が10:45、夫が11:00で予約してくださいました。
当日の動き
新橋駅からビザセンターまで
新橋駅から徒歩7分くらいと言われていますが、高架下の道が少しややこしいので、心配な方は10分はみた方がいいかと思います。
ミモは5分で着いちゃいましたが…。
下半分が白いレンガ、上がオレンジ色の、周りの新しいビルに比べてレトロなビルが、UKビザセンターです。
一階にはファミリーマートがあり、その左手(階段ではなく地上に)入り口があります。
入っていくと奥にエレベーターがあるので、4階に上がります。
簡単なセキュリティチェックを受ける
4階に上がると目の前に立て看板がありますが、軽く目を通し(なんて書いてあるのかちゃんと見ませんでした)左手に少し進むとインターホンがありますので、ポチッと押しましょう。
「どうぞお入りください」の声が聞こえてきたら、ドアから入室。
小さな空間に優しそうな警備員さんがお一人いらっしゃるので、予約票と、パスポートを渡します。
※ここでごたつくとアレなので、まとめて一つのファイルに入れておき、インターホンを押す前に手元に出しておくとスマートで良いと思います。
すると名前と生年月日を一人ずつ言わされ(パスポートの写真/内容と相違ないか確認される)、バッグの中を見せるよう指示されます。ほんとーに簡単にチェックされ、(爆弾入ってないかくらいのチェック)iPadなどのタブレット端末の使用不可の旨と、スマートホンをマナーモードにするよう伝えられます。
※飲みかけのペットボトルのお茶も何も言われませんでした。また、アメリカ大使館のようにバッグの大きさの制限もありまさん。
※予約時間の20分前に到着していましたが、何も言われず中に通して頂けましたので、早く着く分には問題ないかと。
やっとこさビザセンターに入室
その奥に番号札を取る機械があるので小さな紙を受け取り、またさらにドアの中に入ります。
やっとこさ、ビザセンター内部に潜入です。
まるで銀行の窓口のような雰囲気で、向かって正面にスタッフの方が3〜4人、書類のチェックやら、来館した人の対応などをせかせかとされています。
※全員日本人でした!
待合室のように長椅子が4つと、奥に小さなキッズスペースがありました。
ミモは、待ち時間が長いと聞いていたのでペットボトルのお茶を持ち込みましたが、ウォーターサーバーがあったので、水分補給に心配はありませんね。
トイレもありましたが、おむつ台はないようです。
入室した時点で、ミモ達以外に待っている人は7.8人ほどいました。
書類チェック(主人)
入室し、5分ほど待つと私たちの番号が呼ばれました。
自分いらないだろうなーと思いつつ、主人の後についていくと、またここでも名前と生年月日を言うように指示されました。
言い終わると「奥様はあちらの席でお待ちください」と言われ、長椅子でしばしまったり。
10分ほどしたところで、夫に呼ばれ、一枚の書類に署名をしました。(内容は忘れました)
するとまた席で待つよう言われ、まったり。
少ししたところで主人の書類チェックも終わったようで、次の部屋の前に案内されました。
生体認証と写真撮影(1人ずつ)
また違う部屋へ通ずるドアの前の椅子で待つように言われます。
音が鳴り、番号が光ったら1人ずつドアの中に入ります。
全ての指を順番に機械の上に乗せ記録を取られ、その次は天井左上にある監視カメラ2つをしばらくのあいだ見るよう指示されます。
これが謎だった…。あんな遠目で何がわかるというのだろう…。
それが終わると写真撮影です。
椅子に座り、合図のあと間髪入れずシャッターが下りますので注意。
服装はなんでも良しです。
しかし、顔面をしっかり撮る必要があるので、
・耳は絶対に見せる(しっかりと髪を耳にかける)
・肩より長い髪は、肩の後ろにすべて流す
・前髪は絶対に眉にかかってはいけない
・顎は引きすぎず真正面を見る
などしっかりとしたルールがあるので、髪が長めの方は、事前に結んでいったりすると良いかもです。
ミモは前髪が絶妙に長く、頑張って宙でとどまるよう指で何度も持ち上げましたがうまくいかず…最終的にスタッフの方にヘアピンを貸していただきました…。(使わなかったけれど)
終了
これでもうすべて終了です。
しっかりと終了です、とも言われないので「え、おわり!?」的な空気になりますが、ほんとうに終わりです。
“EXIT”と小さく書かれた、最初に警備員さんがいらっしゃったスペースに続く、ドアから退出します。
面接は一切なし。
所要時間はなんだかんだ1時間強くらいでしょうか。
全体を通し、警備員さんも、スタッフの方も全員朗らかな雰囲気で、緊張感は全くありませんでした。しかも、最後までノーイングリッシュ。
できあがりまで
優先サービスを夫の会社が事前に申し込んでいたため、当日からできあがるまで、早くて5営業日、遅くて7営業日かそれ以上だそうです。
さいごに
本日は、イギリスのVISA申請方法についてお話ししました。
イギリスのビザと一口に言っても、たくさんの種類があり、また代理店を通さず個人で申請される方にはなんの参考にもならない記事ですが…
今回は、旦那様の海外赴任に妻としてただついていく!という奥様に向けて、流れをお伝えした記事となりますのでご参考までに。
ミモはCAとして国際線に乗務するようになる前、アメリカにフライトで行くためのCREW VISAのようなものを、アメリカの大使館に申請しに行ったことがあるのですが、
セキュリティチェックやら、面接やら、場の緊張感たるやなかなかのものがあり、
今回もそんな感じかなーと予想していたらまったく違ってびっくり。
とてもリラックスして臨めますのでご安心ください。
以上です!
またお会いできますように。