こんにちは!
本日は、現在ミモの住んでいる、イギリスの現状についてレポートしていきたいと思います。
2月後半にやってきたばかりですが、
なんだか怪しい雲行きなイギリス生活。
皆さまもご存知のとおり、現在のびつづける感染者数から、「コロナウィルスの主戦場はヨーロッパ」とも言われています。
そんなイギリス、
現状はいったいどうなっているんでしょうか。
ちなみに、3/15日の発表ではイギリスの感染者数は約1200人、3/20の時点では2600人という情報となっています。
ざっくりとレポートします。
イギリスの現在の状況レポ
主人は着任早々にリモートワーク
そもそも、めちゃくちゃ急いで準備し日本を出発し、2月後半にイギリスに着いたものの、
主人の会社の決定で、
その時のコロナウィルスの状況(ヨーロッパに比べ日本がかなり大変なとき、日本からやってきたので)から、しばらくのあいだ自宅待機を命じられました。
なにもすることのない謎の生活を送り…
でも新しい土地に慣れるための時間として、とてもありがたかったですね。
自宅待機が終わり、主人は1週間ほど出勤しましたが、その頃には今度はヨーロッパが大変な状態に。
“日本から来た“うんぬんではなく、
“ヨーロッパ内の感染拡大を防ぐため“全社員がリモートワークとなりました。
街に人が少ない
いかんせん家にずっといるものですから、たびたび車で夕方から外に繰り出し、食料調達のためスーパーなどに足を運んでいました。
3月初めはそこまででもありませんでしたが、
3月半ばあたりから、車から見渡しても街に人の影が少なく。
平日も休日も、です。
もともと、日本のような娯楽施設(カラオケ、映画館、ショッピング施設など)が少ないイギリスですが、
営業自粛要請が出る前からさっさと店じまいし、
またもとより、日本人よりも家族との時間を大切にする印象のあるイギリス人なので、メディアで言われるよりも早く、自主的に家に籠もっているようでした。
イギリス特有の曇り空も相まって、なんだかもの悲しい雰囲気でした。
スーパーに商品が並ばない
3/18くらいからでしょうか、スーパー(sainsbury、tesco、marks&spencerなど)に行っても一定の商品が軒並み品切れ。
一定の商品とは、トイレットペーパー、ティッシュ、除菌スプレー系、保存のきくもの(パスタなど)、肉類、卵などですね。
その2日後くらいになると、野菜もほとんど売り切れており。
なに買えばよいのよ、って思いながら、
冷凍保存も可能なパン、ベーコン、売れ残りの野菜、牛乳などを購入しました。その後もちょくちょくいろいろなスーパーを見て回っていますが同じ感じ。
ミモがいるのはイギリスの片田舎なのですが、
ロンドンの都市部はもっとひどい状況のようです。
流通の問題なのかと思いましたが、イタリアやスペインの状況(封鎖されていたり、工場がストップしていたり)を見て「買い占め」が行われてしまっているようです。
クローズしている店が多い
3/20にジョンソン首相が、「パブ、レストラン、カフェの営業自粛」を求め、一斉にクローズすることとなりましたが、
それより前から閉まっている店は多くありました。
街に人もおらず売れないし、働く人の感染予防のためにも早々にクローズ。
さらに物悲しさを助長させていました。
カフェは基本テイクアウトのみ
カフェに関しては、3/20より前にスターバックスはテイクアウトのみになり、
他のカフェでも外から見てわかるように店内の椅子をすべて机の上に逆さにして置き、
「中では寛げませんよー」の意思表示。
イギリスでスターバックスより数が多いんじゃないかと思うcafe NEROは、ギリギリまでイートインも可能でしたが、
2階席は封鎖するなどの処置をとっていました。
空いているカフェは店員さんがこまめにテーブルなどをアルコールで除菌
そのcafe NEROでは、こまめに店員さんが空いているテーブルを除菌スプレーなどで吹き上げ、衛生管理をされていました。
ただその店員さんもマスク着用まではいかないようで…
そんなに拭いても、感染者の咳すいこんだら一発アウトだよね、ってどうしても思ってしまいました。
お店の入り口にはアルコールディスペンサー設置
薬局などの入り口には、普段は無かった、手指用のアルコールディスペンサーが設置され、
いつでも手指を除菌できるようになっていました。
結局その場にいなくとも、感染者が触ったものにウィルスが一定時間付着する、とも聞きましたので、大事ですよね。
日本では当たり前のようにお手洗いなどで見かけるアルコールディスペンサーですが、
イギリスで見かけるなんて。
なので総じて、イギリス人はマスクには希望を抱いていないものの、“除菌“という観点はしっかりあるんだな、という印象です。
服屋さんの試着室はクローズ
こちらも3月半ばあたりからでしょうか、
服屋さんに行き、欲しいなーと思った服を試着しようと思っても、コロナの影響で試着室は全クローズ。
服にも試着室にもウィルスが生き残るからですかね。
結局試着せず購入しました。
するとまあ大きい。
イギリス人結局マスクしていない
コロナウィルスがヨーロッパへ進出してもなお、ミモは結局、街でマスクをしているイギリス人を3人くらいしか見かけていません。
ミモの大好きなCA YouTuber chiakiさん(こちらの記事→見習うべき美人&美男CAYouTuber。【おすすめ動画あり】でご紹介しています)の最近アップされた動画によると、
「ヒースロー空港にはマスクを着用している人がちらほらいる」とおっしゃっていましたが、
少し郊外に出るとまあいません。
そもそもbootsなどのドラッグストア(日本のマツキヨ)でマスクを売っているのを私は見かけたことがない…
日本の、感染者数が抑えられている理由の一つに「マスク」があると思うので、こちらの方々も皆さん切実に着用してほしいものです。
日本領事館からの情報めちゃくちゃ大事
また詳しくお伝えしますが、イギリスに来て早々、「在留届」というものを申請しました。
参考URL→https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
これを申請したことで、ちょくちょく日本領事館からコロナウィルスに関する情報(感染者数や、政府の方針、かかってしまった場合の動きなど)が日本語のメールで送られてくるんですね。
こちらのテレビや、ネットで状況を把握しようと努めてはいるものの、このメールがあるおかげで簡単に把握できる。
今回はコロナウィルスに関しての情報ですが、
たとえばテロや、災害が起きたときも同様に都度メールで情報を得られるようです。
日本退避の可能性大
以上が今現在のイギリスと、そこに住むミモの状況です。
コロナウィルスの蔓延もそうですが、
食料が調達できない、そして医療に心配がある点から、
商社以外の重工業系や、メーカー、エネルギー系の企業の駐在員は日本に一時帰国が決定しているようです。
ミモの主人の会社も、まもなく決定がなされるようですが、この状況を見ると日本へ退避する可能性大です。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございます。
せっかくイギリスにやってきて1か月がすぎ、落ち着いた頃なのですが、
環境も環境なので
こんな感じでいつ日本へ出発、と言われるかわからないという状況です。
まだ船便(こちらの記事→主人の海外赴任に帯同します。【準備④】で送ったものたちです)が受け取れていないので、もし行き違いになったらどうなることやらとか、
すぐ出発なら、冷蔵庫にあるものたちを捨てなくては、とか
日本にどれくらい滞在するかもまだわからないので、なにを持って行こうか、とか
日本で買い忘れたものはなんだろう、とか、
考えることはわりとあり。
またバタバタしそうな予感です。
私も頑張りますので皆さんも頑張りましょう。
以上です!
またお会いできますように。