こんにちは!
本日は、JALの英語面接で気をつけるべきポイントについて、過去問を交え、お話ししていこうと思います。
2015年卒採用から始まった、受験生にとっての関門。
英語が苦手な方にとって、
かなり気がかりな選考ではないでしょうか。
ですので今回は実際に経験したJALの現役CAに、聞かれた質問を教えてもらいましたので、その質問集と、
面接で注意すべきポイントについて解説していきたいと思います。
なんとこの面接、
恐ろしいことに、見られているのは英語力だけではありません。
となると、裏を返せば、英語が苦手な方でも、ポイントをがっちりと固めさえすれば合格する可能性は格段に上がるということが言えます。
気になりますよね…
ではまいりましょう!
JALのCA 英語面接について
概要
JALでは二次面接時に英語での質問がなされます。
こちらの記事→2020年卒 JALのCA 選考ステップを徹底予想。【合格対策】
で選考の流れを解説していますが、今一度、簡単にまとめると…
【JAL CA 二次面接】
所要時間:30分
面接官:2人(男女40代〜)
受験生:3人
1人につき、日本語での質問が1〜2回、それに加え、英語の質問が基本的に1回投げかけられます。
日本語での問答の途中に急に英語での質問が来る場合と、いざ自分の番となった時に初めから英語での質問が来る場合があるようです。
また海外留学や居住経験がある受験生や、地方出身の受験生にはESに沿った内容の、英語での質問もなされるようです。
過去問
すべての質問には特徴があり、4つのタイプに分けることができました。
【昨日と今日の行動についての質問】
What did you eat for lunch?(breakfast)
What did you do last night?(yesterday)
How did you get here today?
【好きなことについての質問】
What is your hobby?
Have you ever been to foreign country?
What do you do in your holiday?(free time)
What is your favorite season? (color/sports/food)
【日本の文化に関する質問】
What japanese food do you recommend for foreign people?(Japanese culture /place in Japan/Japanese souvenir)
【ES関連質問】
How did you learn English?
What is your part-time job?
What local food do you recommend from Fukuoka?→福岡出身
What do you like about United Kingdom?→イギリスに留学経験あり
これらの質問に対し、2、3行の答えを用意し、暗記しておきましょう。
また、友人や両親に手伝ってもらい、問答の練習をしましょう。
JALのCA 英語面接で見られているポイント
最低限の英語力はあるかどうか
まず当たり前ですが、外国籍のお客様にわざわざJALを選んでいただくためにも、CAが英語を話せるに越したことはありません。
英語の質問をすることで、最低限の英語力があるかどうかを、面接官はチェックしています。
じゃあ最低限がどのくらいかというと、
募集要項にはTOEIC600点を目安と表記されているので、
まずは英語の質問を聞き取れるか、そして簡単でもいいから、答えとなる文章を1〜2文発せれるか、その程度で問題ありません。
流暢であるか、発音が綺麗かどうかはいわば加点対象ですので、英語が苦手な方は無理せず、まずは聞き取って答えることを目標にすれば良いです。
常に笑顔でいられるかどうか
そしてこちら、めちゃくちゃ大事です。
考え込んで笑顔が消えてしまわないよう気をつけてください。
実際に機内でも、外国籍の方に唐突に喋りかけられること、よくあります。聞き取ることにあまりに集中してしまい、難しい顔になってしまっては、たいへん失礼なんですね。
答えを考えながらも笑顔を崩さないでいられるか、
そういった、CAとしての接客適性も、この英語面接の中で見ていると予想されます。
伝えようとする姿勢はあるかどうか
こちらもとても大事です。
たまたま自分にとって難しい質問が来てしまった場合、伝えたいことはあるけれど、文章が作れないから黙ってしまう、こうならないように気をつけてください。
伝えたいことが漠然とでもあるなら、この時だけはジェスチャーを使っても大丈夫です、一生懸命伝える姿勢を見せてください。
機内でも、皆が皆日本語か英語をお話しになるとは限らず、たとえばベトナム語や中国語しかお話しにならない方と意思疎通を図らなくてはいけない場面ってたくさんあります。
そんな時はジェスチャーやら、表情やらで伝え合うので、
CAとして求められる、わかり合おうとする姿勢=コミュニケーション能力を見ていると予想されます。
さいごに
本日は、JALの英語面接について解説しました。
「いったいどんな難しい質問をされるんだろう…」と、皆さん不安ですよね。
私も英語苦手なので、その気持ち、痛いほどわかります。
ただ、日に何十人もの受験生を相手にする面接官にとって、全部が全部、その瞬間に質問が浮かぶとは考えにくく、
(英語がネイティブなCAは実際のところ、少ないです。面接官もある程度シナリオを持っていると予想されます。)
質問の内容はほとんど事前に決まっており、面接官もランダムに投げかけていること、
また、
質問の内容や難易度に大きくばらつきがあると、受験生の正確な英語力を割り出すことができないので、
上述した質問例の中からか、または似たり寄ったりの質問が来ると予想されます。
たとえば
「What is your hobby?」と
「Tell me about yourself.」
ではかなり難易度と、答えの重さが変わってしまい、面接官も平等に審査できませんよね。
ですので今回挙げた過去問やら、
聞かれそうかなあとご自身のESを見て思う質問の答えを作っておき、
笑顔で一生懸命伝える姿勢を見せれば
英語が苦手な方でも問題はありません。
大丈夫です。
暗記だけがんばりましょう。
きたきた、その質問ね、と冷静になれます。
以上です!
またお会いできますように。