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CAが声を大にして「ありがとう」と伝えたいお客様の特徴6つ。【ぶっちゃけ】

投稿日:2019年12月22日 更新日:

 

こんにちは!

 

今回は、CAが感謝してもしきれないお客様の特徴ついてお話ししていこうと思います。

 

中にはCAの惰性も含んでまして、

だからお客様にこうあってほしい、とかそういうわけではなく、お客様一人一人には自分のしたいように機内で寛ぐ権利がありますので、お気になさらず。

 

あくまでも、ミモの実体験と、

あとはギャレーなどでCA同士で

あの方素敵だったね〜

などよく小話をしていたので、そのような軽い感じでお伝えしたいなあと。

 

CAという職業の、難しい面、そして哀しい面も垣間見えてきます。

 

 

ではまいりましょう!

 

 

CAが声を大にして「ありがとう」と伝えたいお客様の特徴6

上の棚を閉めてくれるお客様

皆さんも飛行機を利用した際、CAさんが上の棚を片っ端から閉めていく光景、目にしたことがあると思います。

機材にもよりますが、一つの棚に多くて3つスーツケースが入るので、重いと3040kgにもなるでしょうか。

構造的に女性でも閉めやすくはなっていますが、想像以上に腕と肩にくる

国内線だと1日に平均3便乗務するので、とんでもない量の筋肉を使います。

ですので、ご自身の荷物をしまった後すぐに上の棚を閉めてくださるお客様を目にすると、CAとしてはもう、「助かります、ありがとうございます!」って感じです。

 

目を見て「ありがとう」と言ってくれるお客様

日本人の国民性でしょうか、話しかけた時や、何かをお渡しした時であってもあまりCAの目を見て頂けません。日本人の方はオンオフのスイッチといいますか、機内にいると、自宅にいるような感覚になり、自分の空間に篭る方が多いです。

でもCAという職業につくまであまり気づかなかった点ですが、欧米の方って、少しの事でも目を見て「thank you」とおっしゃってくださるんですね。

時にはウィンクをされる方も。

ふつうに惚れそうになります。

こういった方々と高い頻度でコミュニケーションをとっている中、いざ日本の方と対面すると、その違いにびっくりします。

CAとしては、そのフライトで目を合わせてくださった方って、物凄く記憶しているので、特に日本人の方でそういった対応をしてくださる方には心から素敵だなあと感じ、絶対に覚えています。

 

機内食のチョイスをどちらでもいいと言ってくれるお客様

CAは、国際線の機内食の片一方が無くなると、それはまあメンタルを削ることになります。

後方座席のお客様にご希望のお食事をお出しできず、ご説明して謝罪する流れになりますが、時には機嫌を損ねるお客様もいらっしゃいます。

その航空会社に期待されているからこその反応ですが、こうなるとかなり気を揉むんですね。

そんな中で、そういった事情をご存知で「どっちでもいいよ」とか、「おすすめをちょうだい」など優しい声をかけてくださる方には、心底感謝をしております。

 

「時間がある時でいいから」と前置きしてくれるお客様

機内の特徴として、基本的にCAが通る道が一本ということ。レストランのように、一つの注文を受けたらその場ではけて、厨房に流して、という動きができないんです。

つまり、一度通路を歩き出せば、何十人というお客様のリクエストを続々と承ってしまう。

次の方少しお待ちください、なんて言って出戻ることももちろん可能ですが、CAが通路を通る時って、大抵その先に用事があることが多く、そうもいかないんです。

なので通路を歩ききると、とんでもない量のリクエストを抱えてしまっていることもしばしば。

そんな中で「時間がある時でいいんですけど」などおっしゃってくださる方には、その思慮深さに、心打たれております。

 

「食事美味しかったよ〜」などと素直な感想を言ってくれるお客様

お客様の中には、それがたった一杯のお飲み物であっても感動され、その気持ちを伝えてくださる方がいらっしゃいます。

これまた日本人の国民性でしょうか、サービスに関してあまりリアクションをして頂けないことも。少し不安になってしまうので、時にこういったお客様がいると、頑張って良かった、などと思えるんですね。

そしてこういった方を拝見すると、私も素直に感動を伝えられる人間になりたい!って強く思いました。

CAを辞めた今でも尊敬しています。

 

着陸前の準備にすぐ取りかかってくださるお客様

これはかなりCAの惰性を含みますが

着陸およそ15分前、どの航空会社もそうですが、安全に着陸するためにシートベルト着用や、背もたれを戻して頂くためアナウンスをし、その後すぐにCAがチェックをして回ります。

これ、なるべく早く終わらせて、CAも席に着く必要があるんです。

15分前が約1万フィートという高度になりますが、これ以下の空域は大気が不安定で、かなり揺れやすいんですね。

CAの身の安全の為にも、素早く準備をされるお客様には、感謝でいっぱいです。

 

 

そんなお客様にはメリットが。

CAと仲良くなれる可能性

これはかなり余分な小話になりますが。

こんな可能性もあるということを主に男性の読者に方へ向けお伝えします。

コミュニケーションって、壁の崩し合いだと思っているのですが、

お忙しかったり、自分の空間を大切にされる方は、搭乗開始から壁を強固に築くんですね。それはそれで大切なメッセージなので、CAは引きのサービスを行いますが、

壁がそこまで無いと感じるお客様には、少し話しかけてみたり。

上述した特徴を持ったお客様ですと、CAより先に自分の壁を取っ払ってくださる。そうなると、CAとしても話しかけやすく、人と人として打ち解けるのは早いのかなあと考えます。

お客様が機内で快適にお過ごし頂けるよう、あくまでも「良い距離感を取るように」と常日頃教育されているCAは、

(人によりますが)過干渉になりすぎないよう遠慮してしまいがちな事もあるので、お客様の方から来てくださるとありがたいこともあるんですね。

上記6点をコンプリートして、かつタイミング良く(他のCAの目が無い所で)話をかけて頂ければ、さらに仲良くなる可能性も、無くはないと思います。

 

 

 

さいごに

今回はミモが現役時代を振り返り、声を大にしてありがとうとお伝えしたいお客様の特徴について、お話ししました。

 

小さなことですが、お客様にそうして頂けた時には嬉しくて顔がほころびます。

 

お客様によりますが、ほとんどの場合、飛行機は電車や新幹線と利用する理由は同じで、

機内でもお仕事でお忙しく

定時性さえ守れれば、サービスにまったく期待しない方もかなりの数いらっしゃいます。

 

CAには、接客業を志し入った人間が多いものですから、

そういった方にクールに対応されるとなると、

けっこうメンタルにビシビシ響くんですね。

 

響かないのが一流でしょうが、大抵のCAはビシビシきてます。

 

また逆に、数ある航空会社の中から選んで利用して頂いているお客様の期待に添えず、悔しい想いをすることも。

 

なので上述したようなお客様には、CA達はいつも癒され、元気と勇気を頂いてまして、

日々仕事をする糧になっていたりします。

 

本当に、ありがとうございます。

 

ミモも5年間のうち、嬉しいお言葉や、素敵なお客様の顔は、たとえそれが小さなことであっても、今でも鮮明に覚えています。

 

お客様に何かをして差し上げて、そして「ありがとう」の言葉を引き出すこと、それが醍醐味でもありますが。

でもCAも人間なので、嬉しいことは嬉しいんです。

 

次回飛行機に乗った時には是非とも笑

 

 

 

今回は以上になります!

また急に寒くなりましたね。

 

 

またお会いできますように。




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ミモ
ミモです。大手日系客室乗務員を約5年間勤め、国際線、ファーストクラスを中心に担当。新卒採用の現場経験あり。
イギリス在住。趣味は旅行とイラスト。

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