こんにちは!
本日は、CAはステイ先でどのくらい遊べるのか、について、さくっとお話ししていきたいと思います。
以前こちらの記事→ANAとJALのCA 一ヶ月のスケジュールを徹底比較。【現役CAの実際のスケジュール公開】
で、CAの1か月について解説しました。
その中にもあるように、国際線のフライトは、大きく分けて、短距離・中距離・長距離の3種類あり、それらをバランス良くCA達は飛んでいくのですが、
今回は、短距離路線のフライトスケジュールについてまずお話しし、
その中でどのくらいステイ先で時間があるのか、どのくらい遊べるのか、はたして現地の料理を楽しめるのか、
など、リアルなところをご説明していきたいと思います。
ではまいりましょう!
ANAとJALのCAは、ステイ先でどのくらい遊べるのか。
まず短距離路線について
こちらの記事→ANAとJALのCA 海外の就航地を徹底比較。【働く上でどちらが魅力的か?】
で両社の就航地について詳しく解説していますが、
ANAもJALも、「短距離路線」というと、
成田空港、あるいは羽田空港から中国、韓国、香港、台湾へのフライトを指します。
フライトタイムは2〜4時間ほどで、2種類のフライトスケジュールに大別できます。
それが、1日で往復し日本に帰ってくるものと、夕方発でその日はステイをし、次の日帰ってくるものです。
お、それじゃあステイがあるスケジュールなら、遊べるじゃん!と思ったあなた。
そう甘くはないんです。
ステイのあるスケジュールの場合のCAの流れ(例 成田⇄台湾、フライトタイムは行きが4時間、帰りが3時間)
※時差が1時間ありますがごちゃごちゃするので省略しました。
16:30 成田空港に集合
18:00 成田を離陸
21:30 台湾に着陸
22:30 ホテル着
〜フリータイム〜
7:30 ロビー集合
9:30 台湾を離陸
13:00 成田に着陸
こんな感じになります。
おわかりになりましたでしょうか、CA達に与えられたフリータイムは約9時間。シャワーを浴びたりなんかしていたら、なんと悲しいことに、短距離路線におきましては、ステイ時間は寝るだけで終わるんです。
そう、寝るだけです。
以前なにかの記事でお伝えしましたが、韓国線に至っては6時間くらいしかないため、寝るにも足りないのです。
ただし頑張れば遊べます
お伝えしたように、短距離路線(中国、韓国、香港、台湾)においては、6〜8時間ほどのフリータイムしかいただけません。
そんなんきつすぎる!
と感じる方も多いと思いますが、実際のところCAたちはそういったフライトの際は、昼過ぎまでたっぷり寝て空港にやってきて、外地に着くやいなや
台湾だったら小籠包、韓国だったら夜も元気な明洞などに遊びに出かけるCAも数多く存在します。
(仕事に支障が出ない程度に、です)
けっして大きな声では言えませんが、ミモもかつて、台湾にいる友人と夜通しカフェで語り合い、寝ずに帰りの便に乗務したこともあります。
韓国ではどうしても行きたいお店があり、夜中の3時まで探し歩いたり…
大きな声では言えませんけどね。
あの時はきつかったけど楽しかった…!
さいごに
本日は、ANAとJALのCAは、ステイ先でどのくらい遊べるのか、について国際線の短距離路線を例にあげお話ししました。
以前こちらの記事→現役CAが、初対面でよく聞かれる質問とその答え。【CAあるある】
でお答えした、CAあるある質問のうちの一つに、少しだけつっこんで答えた形になりましたが、いかがでしたでしょうか。
今回お話ししたように、
「短距離路線だとあまり満喫できない」というのが答えになります。
なので、CAになればその航空会社の就航地すべてをくまなく遊び尽くし、知り尽くしていると言ったら嘘になってしまうのです。
ただ頑張れば楽しめないことはないので、
皆さまも是非CAになった際は、体力のある若々しい時に(短距離路線においては夜ですが)、がっつり動いてみるのも手です。
以上です!
またお会いできますように。