こんにちは!
本日は、主人の仕事の関係で決まったイギリスへの引越しの、準備のひとつ「航空便」に詰めたもの一覧を、
その注意事項を含めお伝えしていきたいと思います。
「なぜこれを入れたんだろう…」
とか
「なぜあれ入れなかったんだ、イギリスにないし、まじ今必要…」
など反省点が多々ありましたので、それらもついでに書いていきたいと思います。
正直 荷物の量やら持ち物の内容などその人によると思うので、
なんの参考になるかはわかりませんが、
1人の経験として少しシェアさせてください。
※引越しの順番としては船便→航空便なのですが、受け取る順番はその逆なので、取り急ぎで航空便についてお話しします。
(船便に関しましては後日こちら→船便に詰めたもの一覧と、反省点3つ。【イギリスへの引越し準備】
の記事でまとめましたのでご参照ください)
ではまいりましょう!
そもそも航空便とは
海外へ引越しをする場合、荷物を送る手段としては「船便」と、これからお話しする「航空便」の2種類があります。
航空便とは文字通り、飛行機で送る荷物のことを指しますが、その運搬機は、ご自身の乗る旅客機とは異なります。
(貨物機で、ある程度運搬すべき物が溜まったら出発、という感じなのでは、と予想)
ですので着地で受け取るまで時間が多少かかる。
イギリスの場合、到着まで約2週間かかり、風の噂ですが、船便よりも扱いが雑の可能性があり、貴重品は入れない方がベター、ということ。
そして多くの方は、
ご主人様の会社の規定にもよりますが、
船便→船便→航空便の3回あるいは
船便→航空便の2回で引越しを完了することになるのかな、と思います。
ミモ達の場合は、準備期間が短かったことと、2人分で荷物がそこまで多くなかったことから、
出発日は2月後半で、
2月半ばに船便(2ヶ月かかる、すぐに必要でないもの)→出発日の2日前に航空便(2週間で到着、すぐに必要なもの)の2回、ということになりました。
このスケジュールに関しても個人差があると思います、ギリギリすぎてミモ達はちょっと特殊でした。
なぜ航空便と船便で分けるのか
なぜ分けるのかというと、
前提として「海外なので届くまで時間がかかる!」ということがあり、
(イギリスの場合、船便だと2ヶ月かかる)
そうなると早めに一回で送ればいいじゃないかということになりますが、
一回で、しかも2ヶ月前にすべて送ってしまうとそれ以降の生活がホテル暮らしになってしまう。
なのでどうしても、
送れるものをまず早めに船便で送り、
その他日本の生活に必要かつイギリス到着後すぐに必要になるものを出発のギリギリに航空便で送る、という形になるんですね。
それならすべての荷物をギリギリに航空便で送ればいいじゃん、てお思いになる方もいるかと思いますが、
航空便(=値段が高くキャパがかなり限られている、かつ制限が多い)ではそれでは全部送ることはできないので、
必然的に船便(=値段は高くなくキャパある、制限がそこまでない)も利用することになるんです。
そりゃあいろんな制限がないなら、遅め出発が可能で早く着く航空便ですべて送りたいものですが、
ややこしくちょこちょこ送っている裏にはこんな理由があるわけです。
航空便の注意事項
まずこちらの記事→主人の海外赴任に帯同します。【準備②】
で行いました、引越しに関する説明(運送会社の方に小一時間でしていただいた)にて、注意事項がいくつかありました。
こちらもかなり運送会社によってばらつきがあるようなので、説明を受ける際にしっかりメモ書きしてください。
ミモ達はあまり聞いていなかったので痛い目をみました…
その注意事項が、
・全部で150kg以内かつダンボール中8個分(超えたら絶対NG、追加料金払えばなんとかなる場合もある→※ご主人様の会社の規定あるいは運送会社によるところだと思います)
・液体類は一切❌(洗顔料などもだめです)
・使いかけの市販薬❌(怪しい薬が混入していると思われかねないかららしい)
・病院で貰う常備薬❌
・リチウム電池❌
という感じです。
後述しますが、
しっかりと注意事項を聞いてなかったせいもあり、
諸々のアイテムの大部分が上の理由で手荷物行きとなってしまい、
手荷物のスーツケースがパンパン、もはや入りきらず溢れ、結局ダンボールでイギリスまで送ることとなりました。
なのでお気をつけください。
その後悔はこちら→主人の海外赴任に帯同します。【準備⑥】
にも書いています。
(ちゃんと注意事項を聞き、船便で送っておけば何の問題もありませんでした)
航空便に詰めたもの一覧
前置きがかなり長くなりましたが、
以上を踏まえ、(踏まえることができなかったものは次の段落でまとめています)
ダンボール8個に詰めたものをお伝えします。
繰り返しますが、詰めるべきものは、
“イギリスに着いてすぐに必要になるもの“
さらに噛み砕いて言うと、“イギリスに着いて約2ヶ月間、船便が到着するまで生きるために必要で、手荷物のスーツケースに入りきらないもの“
です!
家電(炊飯器、テレビ、アイロン)
コンセント、コード類
家電の説明書類
布団
枕
タオル(小×4、中×6、大×4)
主人のスーツ×2
主人のシャツ×4
革靴
主人の冬服(コート×2、ズボン×1、ニット×3、靴下、下着、靴×2)
主人の春服(半袖シャツ×2、半ズボン×2くらい)
ミモの冬服(コート×3、ズボン×2、ニット×5、スカート×5、ワンピース×3、靴下、下着、靴×2)
ミモの春服(ブラウス×2、ワンピースくらい)
アクセサリー類
スポーツウェア類
寝巻き(長袖2セットくらい)
洗濯物干し×1
洗濯ネット×5
キッチン道具(包丁、スプーン×2、フォーク×2、お玉、菜箸、箸、ピーラー、生ゴミを捨てる袋×50、サランラップ×2、アルミホイル×1、タッパー×6、ハサミ、袋止めクリップ)
コップ×2
鍋×1
フライパン×2
掃除道具(クイックルワイパー、クイックルワイパーシート×5、ウェットティッシュ、便器掃除ブラシ×1)
洗面用具(綿棒、歯ブラシ×20、歯間ブラシ)
ティッシュ×10箱
トイレットペーパー×30ロール
女性用ナプキン半年分
文具類(クリアファイル、ボールペン、カッター、セロハンテープ、ノートなど)
裁縫道具
ヘッドホン
サングラス
手桶
風呂椅子
便座に貼るシート×4
スリッパ×2
です。
これらで段ボールMサイズ8個相当になります。
ミモの反省点
①キャパオーバー
何度も繰り返しますが、船便→航空便(同日に倉庫行きと実家行きの引越しも行う)の順であり、
航空便が最後の砦で、
入らなければ、もうそれらをイギリスに持っていくことができない。
キャパは「段ボールMサイズ8個かつ150kg」。
もちろんキャパを考えて船便or航空便で荷詰めをしてはいましたが、いかんせんぎりぎりまで使用するものも多く、
ミモ達の場合、それらを前日に詰めたところ、
入りきらないという事案が発生。
結果的に、航空便で送ろうとしていた、
空気清浄機、入りきらなかった洋服達→却下し実家へ寄贈
ゴルフクラブ→手荷物
リチウム電池を見逃していた大量のゲーム機器→手荷物
説明をよく聞いていなかった
常備薬、使いかけの薬類、そして液体類(大量。洗顔料や替えのシャンプー、リステリンなどなど)→手荷物
となってしまいました。
“ダンボール8個まで“というのはあくまでも目安で、少し増えてもいいかと思ってたんですね…
いやいや、実際は少しでもアウトでした。
あんなにキャパが厳しいとは…皆さまどうぞお気をつけください。
そして大事なことはもう一つ!
重さは気にする必要はそれほどない、ということ。
150kgという制限に関しては、運搬されるたびダンボールの重さをチェックされている様子はありませんでしたし、
かなり重いものもしっかり詰めましたが大丈夫だったので、
よほど特殊なものを詰める方以外は気にする制限ではないと思います。
②航空便で送る必要のなかったもの
そして個人的にこれはいらなかったな、というもの。
ずばり服、ティッシュ類、炊飯器、キッチン用具(包丁、食器類、鍋、カトラリー類など)、タオル、アイロン、タコ足配線です。
まず服はもっともっと最低限で何とかなりますし、
イギリスの質はヤバイと聞いたティッシュ類は、別にひどい鼻炎でもないので耐えられるレベルですし、
炊飯器は、鍋さえあれば美味しくお米は炊けます。
タコ足配線は、なぜかいるかなーと思い持っていったのですが、電圧の関係もあり、使えません。
そしてそれ以外ですが、
ミモが住む物件は“家具付き物件“であり、生活に必要な最低限のアイテムはそもそも十分な量が備わっていたんですね。
(ご主人様の会社の規定や、その国にもよると思いますが、このご時世海外赴任となるとほとんどがこのような物件に住まわれることとなると思います)
ですので上記のものは必要ない、あるいはキャパの広い船便で送るべきでした。
③航空便に入れるべきだったもの
あと個人的にあれ必要だったわ、というもの。
ずばり、三角コーナー+生ゴミネット(あるいは生ゴミ袋)、ハンガー、冷蔵庫用消臭剤、タンス用除湿剤です。
まず三角コーナー的なもの、消臭剤、除湿剤はイギリスで簡単に見かけないということ、ハンガーは備え付けの数じゃ足りなかったこと(船便で送ってはいますが取り急ぎ必要だった)
が理由です。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございます。
ちょっと長くなってしまいました。
航空便について、そして内容品、反省点はざっとこんな感じです。
けっこういろんなイギリス赴任を経験されている方などのブログを拝見し勉強をさせていただいたので、
このくらいの反省点で済んだのかな、と思います。
感謝…
ですのでこれをお読みになった方の力に、少しでもなれれば幸いです。
ただ、船便より到着が早いとはいえど、イギリスに着いてから約2週間、航空便の到着を待つ間は手荷物のみで生活しなくてはならず。
なので手荷物に関する反省点の方が多くある気がしてきました。
(後日アップした船便に関する記事はこちら→船便に詰めたもの一覧と、反省点3つ。【イギリスへの引越し準備】
手荷物に関する記事はこちら→手持ちのスーツケースに詰めたもの一覧と、反省点5つ。【イギリスへの引っ越し準備】
をご覧ください。)
以上です!
またお会いできますように。