JAL搭乗レポ

ロンドン✈︎羽田 元CAの、JALビジネスクラスレポ。【JAL SKY SUITE】

投稿日:2020年4月8日 更新日:

 

こんにちは!

 

暗いニュースが続いていますが、

きっとこのブログを読んでいらっしゃる方は無類の飛行機好きが多いかな、と予想しまして、

 

本日はついこのあいだ日本への一時退避のため搭乗しました、

ロンドンヒースロー空港✈︎羽田空港までの、

JALのビジネスクラスで撮った写真たちをペタペタ貼り、それらを見ることで少しでも旅行気分になっていただけたら、

という記事です。

 

 

一時退避が決定したイギリスの様子はこちらイギリスの現在の状況レポ。【新型コロナウィルス】

出発前のヒースロー空港の様子はこちらイギリスのヒースロー空港、第3ターミナルの現状レポ。【2020/3/29】

ですね。

 

 

 

ではまいりましょう!

 

 

 

ロンドン✈︎羽田 JALビジネスクラスレポ

普段のサービスと違う点はこちらの記事→イギリス✈︎日本、JAL機内〜羽田空港での検疫の流れ。【新型コロナウィルス】

に簡単にまとめています。

 

座席

ちょっと近影なのでわかりにくいですが、個室になっています。

落ち着いた色味が個人的に好みです。

よろしければこちらをご参照ください。→https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/service/business/seat/skysuite.html

元CA目線で言うと、

5便に1人の確率でこの座席と腕置きの隙間などにアクセサリーやスマートフォンを滑り落とすお客様と遭遇していましたね。

そのまま席を動かしたりしたもんならスマホが曲がりそこから火が出る可能性もありますし、

奥の奥に入りフライト中に取り出せなかった場合、いろいろと面倒臭いことになりますので

皆さまぜひお気をつけください。

 

背もたれを動かすスイッチ

こういう飛行機の座席の機能でよくある「マッサージボタン」、絶対押しませんか?

こちらも元CA目線で言わせてもらいますと、

一番上の背筋がピンとした直立状態のマーク、ご覧いただけると思うのですが、こちらをしっかり押し切り元の状態に戻さないと、

離着陸前の安全チェックでCAとしてはお声掛けをせざるを得ません。(離着陸に適した姿勢ではないため)

なぜ個室なのにちょっとでも倒しているのがバレてしまうのかと言うと、

個室であっても各座席の背もたれ&足置きの状態がわかる、外側から確認できるCA用の目印があるんです。

 

画面

大きい。

こちらご覧いただくとわかると思いますが、食事と飲み物のメニュー、お水のペットボトル、ヘッドホン(赤い袋のもの)、スリッパ、布団、アメニティがすでに座席に置いてあります。

こういったものもほとんど、お客様が搭乗する前の準備時間でCAが一席一席にセットします。(ものによっては清掃スタッフの場合もある)

ビジネスクラスはおよそ50席。

清掃状況もチェックしながら、漏れのないよう、5〜10分で、CA2〜3人で準備をします。

 

アメニティ

ビームスとのコラボです。

可愛い。

 

貸し出しカーディガン

不思議な薄緑色をしています。搭乗中にCAさんからいただけます。

肌心地よくて、ずっと着ていました。

「貸し出し」ですが、間違えて(あるいは故意に)持って帰ってしまうお客様いそうですね。

 

食事

アミューズです。

オリーブの実と、キャラメルで和えたナッツ。

こちら彩御膳。

季節の食材を使っていて、鮮やか。そもそも和食から離れていたもので…ほんとうにすべて美味しかったです。

赤い鶴の箸置きがなんともJALらしいですね。

台の物。

鯛の揚げ出しと、鶏利休焼き。半分ほどいただいたところでお腹パンパン。

甘味。

桜餅です。

こちらは到着前の食事。

鯛の茶漬けとカツサンド。盛り付けが素敵です。

 

綺麗な朝焼け

綺麗ですよね、思わず息を呑みました。

どんな夜も待てば明けます。

今が頑張りどきですね。

 

 

 

ミモの感想

1か月前にANAを利用しましたが、

それに比べるとうーん、「なんとも秘書っぽい」という感想です。

お客様ひとりひとりに静かにしとやかに寄り添い、どうしたらお客様の希望する快適な旅に近づけることができるか、

あくまでも参謀的ポジションで考え、陰ながら支え、思いやってくれている感じがしました。

個人的に、ですが…。

感動したのが、主人が先にコースを食べ終わり、次がデザート!というタイミングの時、

「奥さまとデザートを召し上がるタイミング合わせますか?」とお声がけしてもらったらしいです。

ミモはそんなことつゆ知らず、

横を見て、「なんでデザートまだ食べていないんだろ」くらいにしか思っていなかったら、

うしろにはそんなCAさんの配慮がありました。

小さなことですし、もしかしたら気づかなかったくらいの心配りでしたがなんとも優しい。

とても素敵な心遣いでした。

 

 

 

さいごに

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

こんな感じで、JALを利用し、日本へ一時帰国をしました。

一時退避といっても、いつコロナが落ち着くかなんて誰もわかりませんので期限などもちろんなく、

荷物も最低限で不安いっぱい、心が落ち着かず

という中の利用でしたが、

 

不安なのは第一線で働いているCAさん達の方なのに、

とても暖かく、安心感のあるサービスを受けさせていただき、とてもとても快適な空の旅でした。

 

 

ついこの前までCAをやっていて、よーくロンドン⇆羽田なんて飛んでいましたが、

いざ客の立場にたつと学ぶことがたくさん。

ここがちょっと過ごしにくいから、こういうお声がけしてあげればよかったな、とかですね。

 

現役時代に知っておきたかった

ってそんな飛行機を楽しむ時間なんてその時ありませんでしたねあの頃

 

 

 

以上です!

 

 

またお会いできますように。




関連ユニット

メタ情報




関連ユニット

メタ情報

-JAL搭乗レポ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

関連記事はありませんでした

ミモ
大手日系客室乗務員を約5年間勤め、国際線、ファーストクラスを中心に担当。新卒採用の現場経験あり。

現在はイギリス在住、0歳の子がいます。

instagram→mim_otravel