「ケツの限界」
こんにちは!
本日も、ミモが日系CAとして5年間働いた中で日々感じたこと、思ったことを趣味の絵にしてお伝えするシリーズです。
第九弾。
「ケツの限界」
こちらは、飛行機でCAの座る座席が運悪く劣化しており、早く立ち上がりたい、そう思っているCAのイラストです。
一口に飛行機と言っても、さまざまな種類があり、
航空会社によりますが、
ANAもJALも、(ANAの方が多い)
入社後の初期訓練でおよそ5〜7機種ほどの乗務資格を取得し、飛ぶこととなります。
たとえばJALですと、
【国内線】
【国際線】
こんな感じですね。
機種が違うと、
わかりやすいところでドアの開け方の手順が違ったり、
トイレの位置も変われば、
トイレの中の煙探知機が鳴ってしまった場合の止め方も変わってきますし、
CAの行うサービス方法も違ってきます。
なので慣れるまで、今日はこの機種で明日はこの機種で…と頭の中が混乱してしまったりフライト前はわりとハラハラします。
とまあ若干話は逸れましたが、
いろいろある機種ごとの違いを、CA達は訓練時に死ぬほど勉強して覚えていくわけですが、
機種の中では古めの飛行機が多かったり、
その古めの飛行機の中でもやたらとCAの座るシートのお尻が触れる部分がすり減ってほぼ板なんじゃないかと思うくらい固かったりする。
そうなるともはやクッション機能はゼロで。
そんな席に座っているもんだから、
目の前のお客様のふかふかな座席を見ては「いいなあ…」と思ってしまったり。
ミモがまだ現役でフライトを飛んでいた時、
その機種の飛行機達の退役が決まっていったので今はもうその数も少なくなっているかもしれませんが、
たとえばなんらかの痛みをお尻に抱えている場合、
(ミモはちがいますけど)
もうきつくてきつくて仕方ないくらい、
間に毛布でもひきたいくらい、
ぺらっぺらでな座席でした。
まああまりに座り心地良すぎても、眠くなるからだめですけど。
以上です!
またお会いできますように。