こんにちは!
本日は、筆者の現役CA時代の愛用コスメを徹底解説していきたいと思います。
ミモはCAの中でも決してコスメに詳しい方ではないのですが、
それでも、
「乾燥している機内で仕事をされているCAさんの愛用化粧品が気になる」でしたり、
「長時間のメイクに向いているコスメが知りたい」など、今までたくさんのご質問を今まで頂いて参りましたので、
定番アイテム多めなのでちょっと何の参考になるかはわからないのですが、
23歳〜27歳までの5年間の日系CA生活の中で実際に使用していた、”崩れない、乾燥しない、きちっと見える”メイクのための選りすぐりアイテム達を現物の写真とともにたらたらとご紹介してきますので、
お暇な方のみご覧ください。
番外編として、“CAメイクで個人的に絶対使用できなかったコスメ“についてもお話ししています。
ではまいりましょう!
現役CA時代の愛用コスメを徹底解説。
ちなみにミモはおでこと鼻のみ脂性肌、他は乾燥肌の混合タイプ、肌は強い方です。
身だしなみの規定はこちら→ANAとJALのCA 制服と、身だしなみ規定を徹底比較。【どちらが厳しい?】
でお話ししている通りで、
アイメイクやチークなどは訓練で一通りの指導はありますが、フライトが始まるとわりと個人の好きにできました。(上司にもよる)
自分そして制服に合うようなメイクを各々考え、実践していた感じです。
実際に使用していたポーチはこちらです。
FURLAです。
軽くはありませんが、丈夫なので長く使用しています。
CAの荷物って相当ぞんざいに扱う/扱われる可能性もあるので中身の保護のためにもしっかりタイプのポーチを好んで使用していました。
こちら中身です。
一つずつ詳しく紹介。
【下地】
①PAUL&JOE プロテクティングファンデーションプライマー
人気ですよね。
なんといっても下で紹介しているダブルウェアとの相性が良い。
保湿もされある程度カバー力があるのでダブルウェアを塗りたくない場所(目元、輪郭など)はこれのみで良しとしていました。
容器が重いのが難点ではありますが、匂いも良くSPFも最強なのでたぶん一生使い続けます。
ちなみにモイスチュアライジングの方も人気ですが、砂漠並みに乾燥している機内となると時間経過と共にヨレが気になったのでミモはプロテクティング派です。
【ファンデーション】
②ESTEELAUDER ダブルウェア
こちらも人気ですよね。
ミモの場合、機内でどんなに動き回っても崩れることはありませんでした。
ミモの場合は保湿をしっかりとしてPAUL&JOEの下地を使用すれば大丈夫でしたが、強烈に肌に密着し、人によっては乾燥が気になったり目元の小皺が目立つ場合もあるので、かなりの乾燥肌の方にはあまりおすすめできません。
良い点もう一つはなかなか減らないという点。デパコスあるあるですが少しの量でめちゃくちゃ伸びるのでプチプラよりもはやコスパが良い説です。
【コンシーラー】
③the saemチップコンシーラー、④Diorスキンコレクトコンシーラー
ザセムでシミを隠し目元や口元はDiorでカバーしていました。
ザセム、良いですが乾燥しやすいのが難点で、特に機内ですと時間が経つとひび割れてきたり色味が濃く変化してきたりするので、小さいシミを隠すなど部分使いに留め、
その反面Diorは時間経過に圧倒的に強いので目元のクマに使用するなど2つを使い分けしていました。
【パウダー】
⑤innisfree ノーセバムミネラルパウダー
こちらも有名なだけあって、コスパの意味でも優秀で今でも手放せません。
ロングフライトでだんだんと露見してくるおでこと鼻のテカりはこちらを上から軽くはたき対処していました。
またアイシャドウとチークの前後に肌にのせておくとよれなくなるのでそういった使い方もよくしておりました。
【アイシャドウ】
⑥CANMAKE パーフェクトマルチアイズ03、⑦NARS デュオアイシャドウ3920、⑧THREE シマリンググローデュオ01
ラメ感の強くない、暖かみのあるような茶色系を選んでいました。
その時の流行りや好きなものを使う感じで、正直あまりこだわりはありません。
先述しましたが塗る前にパウダーをきちんと叩いていたことくらい。
ちなみにアイラインですが、汚く見えてしまったりヨレが気になるくらいならやめようと、アイシャドウの締め色を目の際に塗るくらいにとどめていました。
THREEは気が向いたときにハイライトとしても使用していましたが、ただつけすぎても華美な印象になること、時間が経つと跡形も無くなることからフライトでは出番少なめでした。
【ビューラー】
⑨shu uemura
こだわりなし。
【マスカラ下地】
⑩CANMAKE クイックラッシュカーラー
フライトは長いとたとえば冬場のニューヨークですと前後の準備時間合わせて30時間ほどメイクをしたままでしたので、カールキープ力は命でした。
なのでこういった下地はマストでした。
いろいろ使ったけれど、コスパも良いのでCANMAKE大好きです。
【マスカラ】
⑪CLINIQUE ラッシュパワーマスカラロングウェアリングフォーミュラ01
フライト後は疲れすぎてお風呂での動きも最小限に留めたかったのでお湯落ちタイプを必ず選んでいました。
睫毛への負担も軽いですしね。
よくホノルルの免税店で箱買いしていました。(半額くらいで買える)
【アイブロウカラー】
⑫キスミーヘビーローテーション カラーリングアイブロウ04
こだわりなし。
【アイブロウパウダー】
⑬KATE デザイニングアイブロウパウダーEX-4
こだわりなし。
アイブロウペンシルは汗でよれるイメージがあったので入社後なるべく眉毛を育成し、足りない部分をこちらのパウダーで補完する感じにしていました。
【チーク】
⑭ローラメルシエ ブラッシュカラーインフュージョンチャイ
無難なマットのピンク系を選んでいました。
アイテムに関してはとくにこだわりはありませんが、メイク直しの際肌に油分が残っている状態でチークを乗せると汚く濃く発色してしまうような気がするので、
(フライト中常にテカッていたので)
それを避ける為にもどちらかというと薄付きのものを選んでいました。
【リップ】
⑮Dior リップマキシマイザー012、M.A.C マットリップスティック602
乾燥対策のため、しっかりと保湿した後、Diorのマキシマイザーを下地に塗り、その上にM.A.Cを重ねていました。
ミモだけでしょうか、機内の乾燥により縦皺は目立つは皮は剥けるわ散々でしたのでプランパー効果のある下地が欠かせませんでした。
リップを塗りすぎても重かったり歯紅になってしまったりが嫌だったので、そもそも発色の強いチリをポンポンと唇に乗せる感じで付けていました。
長くなってしまった…
実際にミモがCAメイクで使用していたコスメ達はこんな感じで以上です。
万人受けするよう、なるべく無難なものをチョイスするようにしていました。
【番外編】CAメイクで個人的に絶対に使えなかったコスメ。
1、ツヤ肌系ベースメイク
一時流行りに乗りたかったのですが…
直後の仕上がりは良いのですがやはり機内で肌が乾燥してくるとさらにテカリがすごいことになりNG、大韓航空のCAさんのようにうまくはいきませんでした。
日系の制服にもあまり合わないような気もしたので、セミマット〜マットが1番でしたし周りのCAもそんな感じでした。
2、クッションファンデーション全般
いくら”崩れない”と謳っているクッションファンデーションでもやはりミモの場合崩れてしまいました。
フライト中は顔にも思ったより汗をかくんですね。乾燥による崩れもあります。
クッションファンデーションに限らずテクスチャーが柔らかめのものだと時間の経過とともに何故かスカーフに付いてしまうという…
どうやって顔から移動してきているのかわかりませんが、そのたびにクリーニングに出さなければいけないので大変でNGでした。
3、グロスや艶系のリップ
唇をぷるっと見せるようなグロス系や艶系のリップも使うことはありませんでした。
オフィスワークや接客業をされている方も同様だと思いますが、まあなんというか、仕事向けではないですよね。
どちらかというとマット系のリップばかりを使用しておりました。
4、キラキラすぎるアイシャドウ
アイシャドウも最近のものは本当にラメの種類もたくさんあり心惹かれますよね。
こちらもやはり接客業ですのでほどほどに、ということでシアーかマットなものばかりを使用していました。
5、奇抜な色のアイシャドウ、チーク、リップ、アイラインなど
こちらも理由は同様です。
イエローやカーキのアイシャドウだったり、チークも秋だとブラウン系、アイラインもレッドだったり色味を楽しむメイクが流行るところではありますがこちらもやはりNG。
訓練では紫、青、ピンクなどのアイシャドウは良しとされますが、
基本的に皆ブラウン系の無難なアイメイク、ピンク系のチーク、肌馴染みの良いリップ、ブラックかブラウンのアイラインをしていた印象です。
さいごに
本日は、筆者の現役CA時代の愛用コスメを徹底解説していきました。
フライトをしていた5年間でやっと辿り着いた本記事でご紹介したミモのCA用アイテム達ですが、
メイクアイテムって、人によって良し悪しが本当に変わってくるものだと思うので、
今回ご紹介したものも、ある人にとっては最悪なものかもしれませんので…参考までに。
ちなみに現役CA達にわりかし人気があるかな、と思ったアイテム達についてはこちら→JALの現役CAに国際線機内販売の人気商品を聞いてみた。【CA達が購入してしまいがちな商品ランキング編】
の記事でも少しご紹介しています。
ミモもこれらに至るまでに、
雑誌やネット上で称賛されているものを試してみては、「合わなかったわ…」とボツになったり、
地上では最高な使用感のものが機内という特殊な環境となると急に最悪なものになったりと、
なかなかに大変でした。
大変だけれどなるべく多くのものを試すとか、
肌質が似ている友人のお勧めを参考にしてみるとかしてみるといいのかな、と思います。
よく、「なんでCAさんは機内で乾燥してメイク崩れとかしないんですか」というご質問も頂きますが、
いや、めちゃくちゃしてます。
もはや乾燥しすぎてテカってでもそれが制服の効果か何かわかりませんが良い感じのツヤに見えていたり、
あるいはトイレで必死に化粧直しをしています。
ので、また次回、そういった化粧直し方法やアイテムを含めたカバンの中身などもやっていきたいと思いますのでお待ちください。
以上です!
またお会いできますように。