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留学なしでTOEICギリギリ600点を取る方法。【リスニング編】

投稿日:2020年7月16日 更新日:

 

 

こんにちは!

 

本日は、留学なしでTOEICギリギリ600点を取る方法、という題で、“リスニング編”についてお話ししていきたいと思います。

 

以前こちらの記事留学なしでTOEICギリギリ600点を取る方法。【リーディング編】

でリーディング編についてお話ししましたが、

本日はその続編です。

 

 

得意不得意はっきり分かれるこちらのリスニング。

ミモはこんな感じで520→610点に伸ばしました。

 

 

 

ではまいりましょう!

 

 

 

 

留学なしでTOEICギリギリ600点を取る方法

まずはミモの当時の状況

あれはたしか大学2年生の秋頃。

中高と英語に自信があったものの、大学受験から自堕落に磨きのかかった約2年の月日が流れ、

CA受験にTOEICが必要だとわかった私は、なんの対策もせずに臨んでみることに。

1ヶ月後520という結果に自分でも驚き、勉強を開始します。

ミモの当時の状況としましては、偏差値は高すぎず低すぎずの大学で文系(英語系ではない)

留学経験はなし。(その後も予定なし)

しかしなぜか、大学受験の経験(リスニングが得意だった)から、

「ちょっと勉強すればいけるわ」という、

なぞの自信に満ち溢れておりました。

 

 

 

1.とりあえずTOEIC模試テキストのリスニング問題を解いてみた【勉強開始〜1週間】

前回の記事でご紹介した、

1番シンプルなTOEIC模試の本。

 

こちらですね。

ここについている、リスニング問題をひたすら解きました。

ふつうに解いて答え合わせ聞き取れなかったものを英字を見ながら何回か聞いて→3日後くらいにまた解いて…を繰り返しました。

日本の英語教育あるあるですが、

文字にすれば簡単な文章と、正しく発音された文章とを一致できていないんですよね。(=文字を見て理解する力だけはかなりある)

おそらく頭の中で間違っているor下手なオリジナル英語で再生しているため、なのでしょうが、

とにかく、そのすでに持っている知識と、ネイティブ発音を一致させる作業をしないとだめなんです。

目と脳だけでなく、目と耳で覚える感じです。

 

 

 

2.TOEICのリスニング対策本を買って解きはじめた【1週間後〜】

 

リスニングに関しては、あまり本に頼らなかったのですが、唯一こちらだけ購入しました。

多くの方がそうだと思いますが、TOEICの勉強を始めたばかりの頃、なんといってもパート3、4が苦手で苦手で。

ひとつつまずくともうその後の立て直しがきかなくなるといいますか、まあはっきり言って眠くなるといいますか。

なので慣れのためにもこちらを購入し、毎日の隙間時間に取り組んでいきました。

授業形式でわかりやすく、ミモの好きな“コツ”的な情報も含め書かれているのでとても良いです。(わりと初心者向けです)

本の中にも記載があると思うのですが、

わからない問題はいつまでも考えていないで切り捨てる、

できたら音が流れている中で回答を済ませ、質問を読み上げる時にはもう次の問題の質問+回答に目を通す、

という戦法に慣れるため、ひたすら解いていきました。

 

 

 

3.130分は英語のYouTubeを観た【1週間後〜】

朝メイクをしている時や入浴中、あるいは通学中に、

英語系YouTuberさんの動画を流し見していました。

130分〜ですね。だいたい動画12個分くらい。

当時どういったものを見ていたかちょっと忘れてしまったのですが、最近の方ですと、

 

【Rupa sensei】…映画やドラマに登場する言い回しの解説や、外国人へのインタビュー動画などを投稿されている。ご本人がネイティブかつ日本語で話を進めてくださるので、ストレスなく見続けられる。内容もとっつきやすく、初心者向け。

 

【Learn English with TV series】…こちらも映画やドラマに登場する単語や言い回しの解説、そして後半にはクイズも収録。解説まですべて英語でなされ(まれに日本語訳があるのもある)シーン数も多く一つの動画ボリュームがある。中級者向け。

などなど。

難易度がチャンネルによってさまざまなので、ご自身が見ていてしんどくならないものを選びましょう。

一緒に発音してみたり、初めての表現はメモに残したり。

それにしても、無料でこんなに良い教材に出会えるんだから、今の時代、そしてYouTubeって素晴らしいですよね。

 

 

 

4.TOEIC公開模試を毎回受験をした【3ヶ月後〜】

リーディング編の繰り返しになってしまいますが、

予定が合う限り必ず受験をしました。

TOEIC会場特有の雰囲気に慣れること、また月1の試験を見据えることでモチベーションを保ち続けることができ、

帰ってくる結果に一喜一憂しながら、自分の弱み強みを理解することは、かなりその後の結果に貢献したと思います。

 

 

 

5.自分の弱い部分を集中的に対策し、休憩がてら強い部分を対策した

こちらも繰り返しになりますが、

点数が低かったパート(=高いパートより短い時間で改善の余地があるということ)を把握し、それに特化して対策本を解いといくことで効率的に点数があげられたかな、と思います。

 

 

 

 

CAとしてリスニング力が必要となる場面

入社当時TOEIC600点ギリギリだったミモにとって、

もう外国籍のお客様を応対することがこの世の終わりのように恐ろしく身構えていたのですが、

正直、

ドリンクやミールサービス中などは、訓練で叩き込まれた接客英語と、ある程度のリスニング力さえあればスムーズに終われます。

ただやはり、年次を重ね、ある程度上の立場になってくると、

機内で何かが起きた時の対応時に英語力が不可欠になってきます。

(たとえば飛行機が遅延している場合の到着時間のご案内や、滅多にありませんが、窓側の座席を予約したはずなんだけど、クレームなど)

ミモは5年で身を引きましたが、

それ以上のチーフパーサーなどを目指すとなると、もっともっと必要になってきます。

ミモも一度、対応をしなくてはならない立場であったにもかかわらず今思うとフランスなまりかなんかの英語でほんとーに聞き取れず、

キャパオーバーし、涙ながらに帰国子女の後輩に手伝ってもらった経験があります。

あれは悔しかったし、恥ずべき事態でした。

ですのでこんなことにならないよう、できるだけ英語慣れしておく必要がありますし、

それが入社後であっても、日々のブラッシュアップは必須なのです。

 

 

 

 

 

さいごに

本日は、留学なしでTOEICギリギリ600点を取る方法という題で、リスニング編についてお話ししました。

 

そんなに誇れる点数ではないのですが、

どなたかのモチベーションのきっかけになれたら、と思います。

 

 

この記事をお読みの方はおそらく「短期間で点数をあげたい!」という方がほとんどで、

そうなるととにかく英語に触れる量が大事だと思いますが、

そのやり方も人それぞれ向き不向きはありますし、

まず第一にすべきことは、自分に合っているやり方を見つけること、だと思っています。

 

なので合わなかったらミモのやり方はやめて、

違う方のアドバイスに従ってください。

 

 

ミモも、英語を勉強しながら、けっこう「英語 勉強法」と検索してはいろんな方のアドバイスをそっくりそのまま試しましたが、

うーんとなってしまった勉強法も多々あり。

(私は、洋楽を聴く、洋画を観る的な勉強法があまり効果を感じませんでした、でもこれでTOEICの点数を伸ばした知り合いも確かにいる)

 

 

 

楽しく、しかし効率的に勉強していきましょう。

 

 

 

 

以上です!

 

 

またお会いできますように。




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ミモ
大手日系客室乗務員を約5年間勤め、国際線、ファーストクラスを中心に担当。新卒採用の現場経験あり。

現在はイギリス在住、0歳の子がいます。

instagram→mim_otravel